丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

丸森病院にホールボディーカウンター(内部被爆検査)の配備をお願いします。

2011-07-23 14:20:39 | 日記

細野豪志原発大臣と橋本衆議院議員が元筆甫中学校の避難所で現在の南相馬の状況を説明

30キロ圏は1週間で解除の見込み

20キロ以内はもう少し時間がかかると、冷温停止してからになる

あと3~6か月

避難所もほとんどが仮設住宅などに移ったので30人ぐらいになりました。

7月で閉鎖と言ってるが仮設住宅が完成してないと要望

震災について私達が調査した結果を要望書として出しました。

伊達市では150人ぐらい、ホールボディカウンターをしました。丸森でも行いますと言うことでした。

駅舎の改築は現在50%補助というのをもっと、高めるそうです。

原子力発電担当大臣細野豪志 殿

要 望 書 

東京電力原子力発電所事故に関する要望書

昭和23年7月23日

丸森町議会会派 親和会・あすの丸森を創る会

丸森町議会議員

小野森政

目黒啓治

宍戸秀逸

高橋 正

一條    

  平成23年3月11日の東日本大震災時の東京電力の過失により原子力発電所事故が発生しました。丸森町は宮城県の最南端で原発から約40㎞に位置します。

 丸森町で計測された放射線量は自分の体はもちろん子供たちの健康や将来に大きな不安を与えています。子供たちが安心して住める町に復興することが町民の願いです。

また、丸森町の主産業は農業です。農業というのは、食べ物を作り消費者に食べてもらう行為により命の鎖を繋げている仕事です。しかし、その鎖のひとかけらに放射能が混ざっていたら、農業者は命ではなく汚染を手渡してしまう。最近の放射性物質を含んだ稲藁を与えた牛肉が日本中に販売された事件は、農業に携わる私たちに大きな衝撃を与えました。まだまだ伝えたい想いはありますが、議会会派の親和会・あすの丸森を創る会で東日本大震災の被害状況調査を実施致しました。その結果、大臣にお願いをする事がありましたので、以下要望書を提出致します。

  

東日本大震災復興に関する要望書

 

 

1、    放射能汚染に関する対応については福島県と同等の取り扱いをお願いします。

2、    子供たちの健康を守るために丸森病院にホールボディーカウンター(内部被爆検査)の配備。バイオアッセイ検査(放射能尿検査)機器と技術者の設置をお願いします。

3、         本日視察されますが家畜用に収穫された汚染された牧草や稲藁の廃棄は量が膨大で個人では対応できませんので行政の方で責任を持って処分することをお願いします。

4、         消費者に汚染された農産物を手渡すことのないように十分な検査が必要になりましたので野菜等の放射線量を測定する機器の貸与等の措置をお願いします。

5、         速やかに町内全地区の土壌検査とその開示をお願いいたします。

6、         阿武隈急行線の完全復旧。丸森駅は震災の被害が甚大でした。改築に向けて取り組みをお願いいたします。

 

大臣に避難所の子供から紙で作ったまりがプレゼントされました。

色紙にサインを

根気と書きました。

筆甫のIターンの方々から要望書を受け取りました

子供たちが安心して暮らせますように 

 筆甫小学校の除染して取り出した粘土です。130個位あったでしょうか

 表土1センチを削って水に溶かして、円すい分離器で粘土を取り出しましたと説明

 牧草の保管場所へ

外の庭の空気中は0,5なのに 

牧草の近くは4マイクロシーベルトくらいある。

 代替飼料確保と放射能牧草の処理は行政でと要望