丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

一条おさむだより「ほっとする丸森」発行しました

2011-09-18 05:44:03 | 日記

一条おさむだより

ほっとするまるもり

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ごあいさつ 

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。また、東日本大震災の被害にあわれた皆様には心からお見舞い申し上げます。

東京電力の原発事故などまだまだ不安な面もありますが、一条議員も保科町長・村井宮城県知事・細野原発事故担当大臣・総理大臣などに直接会うなどして農工商観光被害について陳情や意見書・要望書などお願いしているところでございます。

 最後に皆様には健康に注意され元気に暮されることを祈念して御挨拶といたします。

一条おさむ後援会

       会長 菊地 千代治

*災害による土木工事や観光施設補修の予算など町民の要望が実現しました。他に 

・学校・児童施設のホットスポットの清掃 

・野菜の放射線測定機・高圧洗浄機の購入 

・代替飼料確保の補助などです 

町では国や県には福島並みの対応を要望していますが東京の自治体や仙台市・角田市の後追いになりましたが良かったです。次は病院にホールボディカウンタを望みたいですが5,000万円は今回病院で購入予定のレントゲンと同じ値段です。

*中学校の再編は244月開校に向け、校名・制服・校歌や施設整備・スクールバスは子供の安全を守るために四輪駆動車も何台か入るようでハード面は順調に進んでいますが、ソフト面は町長の「シンクタンク」の会議が一度しか開催されて無いようで、子供たちの未来を考えてじっくりやるはずが、少し不安な面もあります。 

八雄館開店 

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一班質問    H233 

質問丸森駅前整備をせよ 

町長今後も定住促進に取組み、商店、スーパー等の民間資本が投入される魅力ある町づくりを進める。 

 町民参加の対話の新たな方法を検討せよ

 参加しやすい対話の場を

 雇用促進をどう進める  

 優遇措置で企業誘致

 悪路の改良を進めよ。短期集中的に改良をすることが必要

 補助事業を活かして

 個人補助で水道未普及解消を  

 実現可能な集落選定と個人補助で

 丸森大橋完成後の商店街   

 商業観光の向上促進をする 

細野豪志原発事故担当大臣(筆甫中避難所にて)

南相馬市の住民の要望を聞いてます

 

236

質問福島原発事故と町政 

町長住民を守る対策をする

問①校庭や側溝等に1マイクロシーベルトを超える数値の高いところがある。子供たちの将来に健康不安を与えるので、除染が必要ではないか。

答①耕野小学校と筆甫小学校・保育所で表土除染を実施する。また他の学校等でも枯れ葉や側溝など汚泥とか除染の仕方を調査する。

問②原発被災者となった畜産農家と野菜農家・商工観光等風評被害を町でまとめて損害賠償請求を。

答②代換え飼料の確保と損害賠償請求を支援する。風評被害が拡散しないよう農産物や土壌を測定し、生産者や消費者に安全情報を伝えていく。

 問③原発は再爆発の可能性もある。緊急時に子供に与えるヨウ素の準備が必要。給食でヨウ素を含む

昆布などの食の取り組みが必要ではないか。

答③原子力安全委員会から出されている資料では避難を優先すると言っている。給食は従来通り安全と栄養バランスを考える。

 

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質問安心の町づくり 

町長町は安全な数値に 

問①では地域を指定した除染の特別措置法を出す。放射能で影響を受けた「農地の除染の取り組み」「作付する作物の選定」「畜産の振興」の政策は。

答①「除染が必要なほどの数値ではない」「作物の選定は必要ない」「越冬飼料等支援の追加予算を計上する」

問②町民が自由に利用できる「簡易食材の検査装置」「町の病院に簡易ホールボディカウンタ」の設置を。

答②「食材の簡易検査装置を購入する」「ホールボディカウンタの導入は難しい。健康調査の実施を県等に働きかけていく。」

問③町の放射線マップを見て、「自分の所も測ってもらえないか。」と要望が寄せられている。区長や希望者に使用方法の講習会を開催して町が使わない日に貸出しては。

答③町の放射線測定機は50万円の高額な精密機械であり貸し出しはしない。教育施設全てに配置している簡易測定器は無償で借りているもので、他への貸し出しや目的外使用は認められてない。

問④何も出ないのが安心で「放射能NO」「ND」シールを農産物に貼って安心の町づくりを進めてはどうか。

答④ 簡易検査装置では正式な検査は行えないので現時点では考えてない

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レッツ          トライ         アゲイン 

Let’s Try again

一番最初に発注した大内地区南平の道路

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復興予算が追加され104億0,275,000円の大型予算になりました。H22年度の決算額は76億97,882,000円です。

H32年9月議会は決算議会ですが、一般会計の補正第6号も出されました。そして、本年の一般会計予算は災害復旧等の予算は8月までの15億円に加え7億1,378,000円が追加され104億0,275,000円になりました。また、町の貯金、財政調整基金が1憶65236000円繰り入れされ残高はこれにより3憶68,852,137円になりました。

町が提出した財政調整基金の推移は           

H20年度末 8億46,639,377円         H21年度末 9億16,341,961円

H22年度末 12億98,703,137円       H23年度末見込み 3億68,852,137円

財政課長の説明では4億円位あれば十分ということで災害復旧の補助率がアップする見込みで自己

負担分が減り、基金は十分に間に合うという説明がありました。基金が沢山あったので助かりました。

 

4ぺーじ 

月11日からの丸森町の命の現場

震災後、一人暮らしの方を訪ねて行くと隣の方が「子供が迎えにきた」とか、「まちづくりセンターに」とか、「病院や介護施設に行った」と教えてくれました。

病院事務長によると丸森病院では一階に避難する訓練を毎年しているが規模が違ったので不安もあったがスムーズにできた。54人の看護士と職員の努力と能力。常に責任感のある仕事をしているのがわかった。外来の患者は34人。三階に44人、二階に27人入院患者がいて20分程度で外に避難が完了した。揺れが収まり一階に移った。

1213日は土日休診で外来は診なかった。14日から保健センターで再開停電が終了するまで140人福島の方は60人診療した。20日には内科医が避難所に行って30人を診た。2度行った。322日までは薬の流通が無く3日分処方した。請求書などは事務は全て手書きで18日には自己負担面除の連絡がきた。22日には巡回の医師が来るようになったが仙台の医師は1ヶ月来れなかった。やっと最近もとに戻りつつあるそうです。

介護施設丸森ロイヤルケアセンターでは(入所定員100人)入所者定員3人オーバーの103人を受け入れ死者はなく入院者が1名でした。発電機が故障して大変だったそうです。

仙南ジェロントピアでは(入所定員140人)ショートステイは最大で28人受け入れをしました。さらに被災にあった山元町の梅香園と福寿の園から44人を受け入れ介護士や看護師はさながら戦場の様だったそうです。

幸いどちらも死者はなく入院患者が一人ずつでした。地震の時には他の施設ではパニックになり亡くなった方もいるそうです。地域の方が食糧を持ってきてくれ町では連絡係を出して食糧や支援物資の運搬調整をしました。私は信号機が動かなくなりアサノスーパーの交差点で交通整理をしていましたが、支援物資を病院や介護施設に搬入するトラックが思ったより早く来たのに驚きました。でもこの入院・入所の400人の方が自宅にいたらどうなったでしょう。助かりました。感謝です。

明日の丸森を創る会と心和会で宮城県農林水産部 千葉宇京部長に知事への災害復旧・原発事故対策の要望書を

託しました。県知事に現地を見てほしいと要望していましたが代わりに来てくれました。

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