一條さま
ご連絡ありがとうございました。
もう先日の講演会から1年以上経つのですね。その節は大変お世話になりました。
ホールボディーカウンターの検査、できるようになり良かったです。
中央病院や公立病院のどちらも私がデータのチェックをしておりますので、
また結果などご報告できればと思います。南相馬、相馬でも、学校検診としてのWBC検査が始まりました。
まだまだ汚染は続いており、気をつけるべき状況は変わっておりません。
全体として、汚染が強いか少ないかの傾向が、種類によってはっきりしてきたところはあると思いますが、
まだまだ油断すべきでは無いと思っております。今後とも色々と情報交換することできればと存じます。
もし、お時間あれば牧草の話など詳しく聞かせてください。何卒よろしくお願い申し上げます。
坪倉 正治
丸森町の一條己(おさむ)です。昨年の講演会では大変お世話になりました。南相馬の様子を覗かせていただいています。
昨日、町からの説明があり、小学生以上18歳の
丸森町の子ども達が相馬市の協力でホールボディカウンターの検査を受けられることになりました。
相馬の市長さんや相馬中央病院と公立相馬総合病院の医師の方々には大変お世話になります。
土日に検査をお願いするということで先生方も大変でしょうがよろしくお願いいたします。
現在、丸森では家屋や農地の除染を実施しています。
除染した畑から生産された物の検査をもちろん実施していますが、
牧草の結果に驚いてしまいました。
先日、筆甫にある町営放牧場の除染結果を調査に行ったのですが、
18区画の牧野のうち13区画から生産された牧草が宮城の基準値50ベクレルを上回っていました。
55~390ベクレルです。もちろん、放牧はできません。
一番除染効果があると指導された30センチメートルの深さで天地返しを実施した結果がこれでした。
線量が低いとされる我が家の周辺でも畑によって測定結果はまちまちで一日1キロ食べさせてくださいと指導された方もいました。私も酪農家なのですが、震災以来牧草の作付は中止しています。
これからの対策の支持もないと聞いて、まだまだ油断できないと再認識しました。福島はどうなのでしょうか。
福島に来てから2年半になり、先生には体に気をつけていただきたいと思います。
脱原発でよろしくお願いします。