丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

「誰もが住み続けたい、行ってみたい人を惹きつけるまち『丸森』」町長さんにおねがいします

2021-08-16 21:15:41 | 日記

町長さんにおねがいします

「誰もが住み続けたい、行ってみたい人を惹きつけるまち『丸森』」

復興で誰もが住み続けたい町に

町長はご存じだと思いますが、令和3年年7月15日、第49回全国酪農青年女性酪農発表大会がオンラインで開催されました。経営発表で最高位の農林水産大臣賞に丸森町の菊地武士さん、審査委員長特別賞に群馬県の鎌塚智子さんが選ばれ、意見・体験発表の最優秀賞となる全国酪農青年女性会議委員長賞は茨木県の矢澤一郎さんが受賞しました。菊地さんは、平成17年に就農して平成23年3月11日の東日本大震災では長期間の停電と東京電力原子力発電所事故、令和元年10月東日本台風では停電と道路崩壊による交通遮断。度重なる牛乳の廃棄や農地流出などの被害に遭いました。自然災害とコロナウィルスが丸森町を襲っていますが、そんな中での快挙でした。オンライン発表大会というのもコロナ禍だからですが、今後の社会の新しい形でしょうか。そして、田舎に住む人が増えるようになると言われています。災害とコロナ禍からの復旧や対策に全員が全力で取り組んでいるわけですが、次のことについて町長に伺います。

1、工場用地の期待のかかる金山地区の浸水対策は十分でしょうか。

丸森町防災マップには、「丸森町内の土砂災害が心配される箇所、また阿武隈川堤防が決壊した場合(舘矢間側・丸森側)、「どこが」「どのくらい」浸水するのかを想定した地図です。指定避難所等も記されていますので、お住まいの地区の危険箇所・避難所の確認にご活用ください。」と書かれています。それでは金山の住宅地区は0,5ḿ以下でしたが東日本台風19号の時は、雉子尾川の越水により床上257件、床下38件と丸森地区の床上484件床下122件に次ぐ被害を受けました。町の造成した工場団地・住宅団地・町営住宅が浸水しました。

雉子尾川の災害復旧工事の取り組みは県が行っていますが、状況を見ると、宮城県の阿武隈川圏域河川整備計画では「雉子尾川は昭和35年から治水事業を実施し、伊手川合流付近までは築堤されている。また、 上流はほぼ無堤であり、現在、三代河原橋まで大規模特定河川事業で実施中である。令和元 年東日本台風では、整備計画区間外及び整備計画目標を満たしていない区間において、越水 や護岸等の被災が生じた。そのことにより、整備区間を岩城上橋まで延伸し、目標とする規 模の流量を安全に流下させるため、堤防整備(築堤)と河道掘削を実施する。」とあります。河道掘削により堤防のかさ上げはしないようですが大丈夫なのでしょうか。また、町独自では、住宅や工場誘致の場所としてより一層安心の担保が必要ですが、これまで危惧されてきた内水害についてどのような対策をとるのでしょうか。

2,地域の農地復旧の遅れは地域の衰退を招くのではないか

報道等で水田の復旧工事が終了した地区が紹介されたり、中心部は20年確立の整備が認められ、直径1800㎜バイパス放流管や新しいポンプ場建設でポンプ能力アップ等これまでと違った雨水排水の対策が決定しましたが、周辺部の地区では生活道路でさえまだのところがありますし、農地はまだ工事に着手していないところが沢山あります。「どこもひどいんですよ、そこだけがひどいわけじゃないですから、丸森全部が大変なんだから、早くして下さい。」と話されます。

3,ワクチン接種について、消防団員についても優先すべきと思いますが如何でしょうか。

ワクチン接種について65歳未満で基礎疾患を有する方。丸森町独自優先接種者の接種も手続きが終了しましたから、消防団員についても検討してすべきと思いますが如何でしょうか。3度目の接種の話なども聞こえてきていますが、消防団は非常時の出動に備えて日頃の訓練をしています。台風など災害の起きやすい季節になって、出動回数も増える可能性があります。彼らが緊急時、車でする移動や集団での活動を見ればワクチン投与は町民にとって有効です。

4、畜産農家の休日の確保と結婚問題解決に取り組んではどうでしょうか。

町の畜産の先頭に立って酪農に取り組んできた、筆甫地区の酪農廃業が増えてきています。後継者が後を継がないなどいろいろな要因がありますが、休日の確保とか結婚問題について以前も議会で取り上げたことがありますが、町長はあまり、積極的ではないようです。一般的に町の産業を担っている方々も同じような問題を抱えていますが、最初に、紹介したように、災害などの困難も乗り越えて日本の先頭に立つ素晴らしい後継者が育つ要素を町は持っていますので、後継者を育てては如何でしょうか。

5,町と議員との災害時の情報の共有方法について

東日本台風19号の時には、道路が分断されて、何日も自分の目の前の事しか知ることができませんでした。災害等、緊急時の報告を逐次FAXしていますが、FAXが通じない場合もあります。緊急メールやホームページを見る方法もありますが、町と議員との災害時の情報の共有はどのような方法を考えているのでしょうか。

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