丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

その3「心身障害者グループホーム」について 武田理事長講演

2018-03-28 21:05:59 | 日記

はらから福祉会の7つの事業所でグループホームで暮らせる賃金を実現しよう。

月額7万円の賃金と、2級障害者年金6万円と合わせて暮らす。

障害者にとって、グループホームは間違いなく通常とは違う。

他人と暮らすのは、家族と暮らすのとは違う。

準備が必要。

マイペースの自分中心の生活はできない。他人に合わせた暮らし。

職場でのトレーニングはつんできている。

睡眠を除いた、残りの8時間をどう暮らせるか。

家など物よりも、作った後のことを考える。

最初5人が良いと思ったが、

ペースの合わない人と少人数で暮らすと辛い生活になる。

七ヶ浜では15人につくった。あまり、ペースの合わない人でも、誰かと合う。

5人のものが3つ合わさっているのがよい。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そのⅡ まつこの部屋で「蔵王すずしろ豆腐」紹介?武田理事長講演

2018-03-28 11:20:03 | 日記

丸森町心身障害児者親の会研修会「心身障害者グループホーム」について  

 「テレビ局から電話があって、

豆腐のことやはらから福祉会のホームページについて紹介されるかも?

テレビを見てると、まつこさんの後のショーケースには、いろんな豆腐がいっぱい並んでました。

豆腐をご飯代わりにして豆腐料理をおかずに食べている「工藤しおり」さんが登場 

2人で豆腐を食べたり、豆腐職人の取材を流したりしていましたが、なかなか出てきません。

そして、番組最後に、サプライズが、

「この豆腐に出会って私の人生が変わった」と紹介して持ち上げたのが

「すずしろの豆腐」800グラムの大きい豆腐432円でした。

次の日は午前3時出勤で体制を整えました。

電話がジャンジャンかかると思ったのですがゼロ。

ネットで注文で完売。

ただの普通の豆腐なのに。」と笑ってました。

そして、お願いしたら、近日中に「工藤しおりさん(28)が、槻木生涯学習センターにくる」そうです。

 「はらから」の製品は、味、食感、価格が評価されて買われる。

障害者が作ったからというのは消費者の評価に入らない。

だから、モットー「良い商品をたくさん作ろう」

生活できるだけの賃金をえるために、商品を作ろう。

障害の重度も種類も関係ない。障害者福祉は、賃金かせいで生活していくのが問われている。

 始まりは、卒業して仕事のない暮らしを見て悩んだ。就職を探したが無い。

在宅になってしまって、毎日が日曜日。家庭内トラブルになる。一番つらいことになる。

8時間働くことで、それが解決する。無認可で、養護学校のあった、船岡でスタート。

1人1000円出し合って、陶器を作った。粘土は失敗しても何度でも作り直せるし、

賞味期限がない。いろんな施設がとりくんでいた。

だめだった、在庫の山になった。売れない。

それではと野菜などを仕入れて売った。

その中に、丸森の「青葉豆腐」があって、毎回豆腐が売れていた。

それではと「蔵王すずしろ豆腐」を作った。

売れないピンチは、売れるチャンスになった。

5人でスタート→80人→400人の集団になった。

儲かるものを作ろう。それでも、半分は失敗

平成5年から、豆腐を作り続けて、軌道に乗るまで10年かかった。

最初に始めてから35年経った。そして、

「この豆腐に出会って私の人生がかわった。」という工藤しおりさん。

たった1人の評価が「はらから豆腐」の感動を生んだ。

すずしろ作業所で働いている入所者の仕事がこれを生んだ。

人間の出来る事は障害者にもできる。

 「グループホーム」について

一番のよりどころは、働くこと。

障害が重くても、どうしたら出来るようになるか。ヒトは何のために働くのか。3っつある。

一つは生活。一つは社会的役割。一つは自己実現。

どんなに困難でもできないことはない。

グループホームは生活の場だが、それだけでは生活にならない。

16時間の消費する時間を支える、働く8時間が問われる。

週休2日で働く40時間をいかに充実したものにするかが大切。

 

 

つづく


丸森町心身障害児者親の会研修会「グループホーム」についてはらから福祉会理事長「武田元」さんの話を聞きました。その1

2018-03-28 05:45:36 | 日記

 平成30年3月23日に丸森町保健センターで開催されました。 そのⅠ

 丸森町心身障害児者親の会研修会「心身障害者グループホーム」について   

はらから福祉会理事長「武田元」生活支援部長「久田公子」さんの話を聞きました。

 親の会会長の小林さんは開会のあいさつで

「親の会では研修会を2回開催していて、1回はレジャーなどの交流を1回は勉強会を開催しています。

障害者の親であってもわからないこともあるので、今回のような勉強会をしています。」

 谷津保健福祉課長さんは、挨拶の中で

「研修会に参加するのは初めてですが、町は障害者を取り巻く環境を考えながら取り組んできました。

サービスを中心に支援してきましたが、将来、障害者の自立について考えていく必要があります。

町も今回の講演を参考にしていきます。」と話されました。

 武田理事長の講演は、障害者には不自由さがある。それを助けてあげて、日常の暮らしをしていく。

人は高齢者になると身体的・精神的に日常の暮らしに不自由が出てくる。

大きな意味で障害者福祉に含まれる。これを考えると障害者が解りやすくなる。

 続く