丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

常任委員会視察調査「花巻市」所感

2016-10-24 10:36:21 | 日記

花巻市視察調査

・花巻市起業化支援センターの賃貸研究室や賃貸工場は想像していた以上の手厚い支援があった。賃貸料が安価であるのと個人では取得が難しい機器が設備されていた。コーディネーターが新製品の開発から販売まで支援する。成功すれば市の資本的な支援をうけて工業団地に入るので羨ましいかぎりである。

左は3Dプリンターです

この、白と黒の線が溶かされて

白が作りたい機器になり

黒がその隙間をうめるもの

黒は溶かす溶液につけられて白の機器だけが残ります

一番右の装置に漬けると、この白いベアリングだけが残り

くるくる回るからふしぎです

 

・花巻市ビジネスインキュベータはITなど都市型産業起業を支援する。丸森町のクラスタの大きいようなもので、花巻駅の近くにあり若い起業を考えているかたが出入りをしていた。若い方が利用しやすい立地と時間帯に配慮した施設で、その効果はクラスタやまことの取り組みをみれば理解できる。

・農事組合法人 町井アグリフレンド・ファームは、昭和の終わりごろ、最後の「若だんな会」と呼ばれた私と同じ年代の方々が運営していた。小さい集落であるが、H5年に未来につなぐ楽々田んぼつくりと「アグリフレンドin町井」という将来構想の絵図面をつくり、今日でも集会場に啓示し続けて、カブトムシ童夢や6次化の取り組みなど農村の先進地の役割を果たしてきた。現在は「新生若だんな会」を発足させて新しい「図面」つくりをはじめた。より厳しい環境の中でも次を考えるのは、宮沢賢治を生みだした岩手の風土だろう。

 

 

 

 

 製造販売している米粉パンです

2日以上たつと硬くなるのが難だとか

 移動販売のために購入した車です

 この中の調理場で製造されています