1.点の記: http://www.tsurugidake.jp/
とにかく行ってみなはれ、いまだ剣岳を知らぬ人には景色を見るだけでも見る価値はあります。
ここ何年も映画と言えば機内でしか見なかったので、金払って劇場で見るのは久しぶり。 近くの豊洲ララポート内ユナイテッドシネマへ行きました。 ふ~ん、最近の劇場は、でかいのやら、小さいのやら、いろんな客席があんだね。 原作を読んでいる人には、物足りないところがあるかも。 でも、まあ、淡々とした映像、淡々とした柴崎測量官の演技、何気ない剣岳の映像・・・よい出来だと思います。
何回か剱に登ったことがある人には、でかい地図でもバーンと画面に大写しして、彼らがどのように剱周辺を測量し、登頂への道を模索したかがわかるようにすると、その苦労が忍ばれたかも。
去年のお盆時期剱は天候不順でまったくクライミングができずに真砂沢に停滞。 お開きになったその日、OPANDAは「やけのやんぱち日焼けのなすび」状態で、真砂沢-長次朗谷(ちょうじろうたん)左俣-北方稜線-剣岳山頂-剣山荘と全装備担いで登ったのでありました。
その時の記録→ http://pub.ne.jp/MX2225749/?daily_id=20080819
今年、原作読んでて「一体どこから登るんだろう? どうも今の一般道はカニの縦バイ付近で断念したようだし・・・」 ”雪を背負って登り、雪を背負って降りる”・・・行者様の言葉・・・ピンと来ましたね。 こいつは雪渓のことを言ってるに違いない。 万年雪となっている雪渓が、剱には幾筋もある。 問題はどの雪渓か? 案内人は「長次郎」・・・決まりだ! 長次郎谷に違いない!! 全くの偶然、去年やけのやんぱちで登った長治郎谷で正解でした。
その思いもあり、映画では長治郎谷から眺める八ツ峰等懐かしい思いで一杯でした。
また、夕日の紅さも、剱沢付近を彷彿とさせるに足る映像だったと思います。
ただ・・・・・・今年、この映画を見た中高年登山者(別に中高年じゃなくても)が剱を目指すは必定。 きっと早朝からカニの縦バイで2時間待ち、カニの横ばいで3時間待ち・・・凄いことになるでしょう。 クライミング主体のOPANDAが目指すチンネ周辺もただでは済まぬ・・・・よって今年は剱中止と決めました。
この映画を見て、剱を目指す皆さま、どうぞ、安全登山で楽しんでらして下さい。
映画以上に素晴らしいところです。
2.The departed(デパーテッド): http://wwws.warnerbros.co.jp/thedeparted/
今回の武漢出張(日食観測?)機内で見た。
くだらん。 作りがザツすぎる。 時間の無駄。 今HP見てなっとく。 どおりでアカデミー受賞してるわけだ。 マッドデイモンはともかく、この若造(デカプリオ)相変わらずダメだな。 「Catch me if you can」では好かったのに。 別のチャンネルの「バック ツー ザ フューチャー」でも見りゃよかった
3. ワルキューレ: http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id332656/
7/20成田-北京の機内で見た。 1944年の同月同日、ヒットラー暗殺計画が実行された。 いわゆる「ワレキューレ」計画である。 まったく偶然、しかもあとで知ったわけだが、史実に基づく映画のクライマックス、シュタウフェンベルク大佐の暗殺計画実施日にその映画を見たわけだ。 印象深いぜ。
現代に生きる我々は、もちろん失敗することはわかっているのだが・・・見応えがある。
お勧めします。 是非見てください。 トムクルーズは良い役を得た。