松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

絶版?

2010-03-21 12:30:01 | なんでもない日々
知っている人は知っている。
知らない人は、タイトルすら知らない。
そんな作品の話です。

アイレボブックスが終わろうとしていたころ。松浦は『オーバー・クラウド』という短編を投稿しました。
この作品は自分でいうのもなんですが、非常に不憫なやつでして。
発表後まもなく、アイレボブックスのサービスが廃止になり事実上絶版となりました。
電子書籍で絶版という、非常に珍しい例だと思います。

有料作品だったこともあり、他への転用はずっと避けてきました。
まず、商業作品なので新人賞への投稿資格がない。
あと、わずかではありますが買ってくださった方に申し訳ない。
主な理由はこの二つです。


で、なんで今更そんな話を持ち出すのかというと、読むためのハードルが高く、直接課金するわけではないが、初期投資がかさむ発表方法があったからです。
先日から『心の作品墓場』と名付けている、例のインテルのサイトです。

非常に重たいサイトです。
通信速度もさることながら、グラフィック能力なども相当求められると思います。
FFの予告ムービーが快適にみられるくらいの環境が必要です。

そんなわけでして、近日中に公開予定です。
読むこと自体は無料ですが、上記のようにネットブックなどではきついと思います。
あと、審査が遅いのでいつ発表になるかは不明です。
でも、この時期に読んでもらいたい短編なのです。
どうぞ、よろしく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログは衰退?

2010-03-20 13:31:02 | なんでもない日々
最近、気になっていることがあります。
このブログのランキングなのですが、なんとgooブログで五千位圏内に入りました。

それ自体は喜ばしいことなのですが、なんというか、手応えがまるでないんです。
訪問者数が、劇的に増えているわけでもないし。PVはむしろ下がったくらいです。
でも、順位が上がっている。

これはもう、松浦のブログが順位を上げたのではなくて、周りが下がったと解釈するしかない状態です。
実際、Azbyクラブ(富士通製品利用者のサイト)でも、更新してから新着に表示されている時間が長くなったような気がします。

「車離れ」とか、いろいろいわれている社会ですが、インドアでも「ブログ離れ」なんてことが起きているのかな、と思っています。

で、代わりに登場したのがツイッターになるのでしょうかね。
しかし、なんだかポケベル時代への回帰のように思えて仕方がないのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんな機能もあったらしい

2010-03-19 16:16:16 | 一般書籍で思うこと
こんばんは。
一部の人に人気だった作品の改稿版ですけど。
今度は、ほとんど人目につかない場所にアップしましたので、改めてご紹介。

昨日の記事でも触れましたが、インテルのこりにこったサイトです。
ちゃんと、縦書きです。
余計だけど、ページをめくる音まで出してます。
マシンパワーが必要だぞー! と訴えています。
そんなブックサイトの話です。

一覧のURLは昨日の通りなのですが、まあ発見するのは不可能でしょう。
自分でもみつけるの、大変でした。

ブログパーツで紹介する機能もあるのですが、gooブログが対応していないので、アドレスを貼っておきます。

----------

くるみと僕とクライオニクス/松浦 るるる著
http://www.intel.co.jp/jp/tomorrow/#/book/read?isbn=5794838722894&&page=1
携帯版はこちら
http://m.intel-c.jp/s/m/book/toc/5794838722894?guid=on

----------

ね。
携帯版もあったんですね。
こっちは横書きだけど、軽いです。ちゃんと読めます。
でも、PCからはアクセスできません。
PCの方は、重たいけれどPC版でお楽しみください。

連載中なので、完結するまでおつきあいいただければ幸いです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

意外なほど無反応だ……

2010-03-18 19:50:05 | なんでもない日々
こんばんは。
東京に戻った松浦ですよ。
車のフロントが虫だらけで、要洗車です。

そんなことは、まあよくて。
インテルのサイトを訪ねてみたら、松浦の作品は新刊として表紙が見られることもなく、いきなり本棚の下の方にぽつんと。

なんてひどい扱いだ。
これじゃあ、告知しても読んでもらえないよな。
ちょっと投稿先を誤った、と反省しております。

おまけに、微妙に筆名を変えているし。
発見できた人は、すごいですよ。
いや、そんなことをいっている場合じゃない。是非、発見してください。Please!

URL貼っちゃいます。

http://www.intel.co.jp/jp/tomorrow/index.htm#/book/bookshelf

SF・ファンタジーの棚で、「くるみと僕とクライオニクス」を探してください。

最近はやりの携帯小説ではないけれど、PCで読むにはなかなかこった作りのサイトだと思っています。
マシンパワーはある程度必要だけど、本当の本を読んでいるような感じでさくさく読めますよ。

以上、宣伝でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熊野三山で

2010-03-17 21:21:21 | なんでもない日々

まあ、昨日の記事の通りです。はい。
今日は一日かけて熊野三山を巡り、伊勢の宿でこの記事を書いています。
なんで伊勢に泊まるの? と思う方もいらっしゃるでしょう。
明日、お伊勢参りをしてから東京に戻るんですよ。それに、高速道路があるところまで戻っておかないと、時間的な余裕がないのです。

今日はいい天気でしたが、明日は崩れるとか。
心配です。


それから。
今回の弾丸巡礼とは全く関係ありませんが、某作品を改稿したものを、インテルの作家になろう! という企画で公開しています。
よかったら読んでやってください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西へGo!

2010-03-16 18:45:00 | なんでもない日々
スピリチュアルな場所が好きな松浦です。
こんばんは。

また、出雲に行く気か?
と思ったあなた! なかなか鋭いですが、違います。
今回のターゲットは、熊野三山と伊勢神宮です。

南紀白浜、なんてよくいいますが。松浦には、温泉もグルメも関係ないのです。
欲を言えば、高野山も制覇したいのですが、今回は時間の関係上あきらめます。というか、次回に持ち越しです。

大まかな計画としては、今晩中に行けるところまで走って車中泊。
明日は伊勢宿泊。
あさって夕方には東京に帰ってきます。


夕食食べて風呂に入ったら、一路西へと(法定速度で)突っ走るよー!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

車の話とか

2010-03-15 16:44:44 | なんでもない日々
若者の車離れ、とかバイク離れなどの記事をあちこちで見る今日この頃ですが、松浦はエンジンで動く乗り物が大好きです。
でも、最近嗜好が変わってきました。

以前は、速くなければ車じゃない! とひたすらにスピードを求めていたのですが、このところ静かでゆったりと流す、が基本になってきました。
年取ったのかな。

そんなわけでして、今乗っているシボレーMWは静音性重視でいろいろとやっています(結局いじるのか)。
まず、徹底して異音を排除。あちこちに防振シートを貼って、アンダーコートもやって。
今では、車内でボールペンが転がる音も聞こえます。

それから、車の用途も変化してきました。
サーキット行くぜ-! から『旅』へ。
今ではすっかり車中泊+ビジネスホテルの人です。この組み合わせは最強(値段が)。

最初は、シートの背もたれをリクライニングさせて休む程度だったのですが、そのうちにフルフラットにして寝袋で寝るようになり、ついには後部座席は収納して、常にフラットな空間を作るようになりました。

こうなってくると、心配なのはトランクルームの床の強度。
強度アップを目指して、本格的な床を作ろうかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レポート用紙とボールペン

2010-03-14 12:21:41 | なんでもない日々
執筆には、人それぞれ独特のやり方があるみたいですが、ワープロ世代ならではの方法を以前耳にしました。
とにかく、「思いつく場面だけ書き進めて、あとで前後関係の整合性を整える」というもの。
松浦などはワープロ世代ど真ん中なのですが、これは無理そうです。

ここ二日ばかり、ミニスランプになっていまして。ちょっと自分のスタイルを見直してみました。
その結果わかったこと。

自分の読書は、物語の構造に惹かれることが多い。

あこがれは、目指すべき地点でもあります。
そんなわけで、レポート用紙とボールペンで物語の構造を明文化してみました。
書き直したくなっても、修正は二重線でやります。修正履歴がみえるから。
そして注釈だらけで読みにくくなったら、新しい紙に書き直し。

この作業をしていると、執筆中にずっと引っかかっていたもやもやが晴れていくのが実感できます。

今回、ページ配分まできっちり決めるストーリープロットは用意しなかったのですが、やはりこの程度のメモは必要なんだなぁ、と痛感しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あの日に帰りたい

2010-03-13 17:55:55 | アニメ・コミックで思うこと
つづきはまた明日 2 (バーズコミックス ガールズコレクション)
紺野 キタ
幻冬舎コミックス

このアイテムの詳細を見る


こんばんは。
今日は、以前ご紹介した紺野キタさんの新刊、『つづきはまた明日』2巻の話です。

いやはや。
なんとも、懐かしい。
この『懐かしい』が、作品コンセプトではないか、と思っています。
ちょうど、松浦くらいの年齢をターゲットにした、上手なマーケティングといってしまえばそれまでなのですが。でも、この歳になると自分が小さかったころのことなんて、なかなか思い出せません。
それを綿密な心理描写で描き上げる。
すごいことだと思います。

と、ここまで書いていてふと気づいたことが。
最初に『懐かしい』といいましたが、それは本当に懐かしいものなのか。
30過ぎのおっさんの妄想が作る懐かしさなのではないか、と。

これはもう、哲学的命題です。
検証するすべは持ち合わせておりません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

進捗とか

2010-03-12 16:32:48 | なんでもない日々
月曜日からスタートした三月も、二週目が終わろうとしているわけですが。
月末(正確には26日)に設定した締め切りに対して、進捗は約35パーセントと結構やばい状態です。

なんだか二月も同じようなことを書いていましたが、今月もせわしないままに過ぎ去っていこうとしています。
ゆっくりと花見をすることもかなわないのかなぁ。
ちょっと寂しい……。

大学生だった頃、桜吹雪の小金井公園で一人花見をしたのを思い出しました。
平日の真っ昼間。
バイクを止めに公園まで行ったら、桜が散っていて。
学校に行くのはやめにして。
一人ベンチで桜を見上げていたあの日。

あれからもう十年たつのに、まだこんなところでうだつの上がらない生活をしています。
ごめんよ、俺。

精一杯生きてるんだけど、今ひとつかみ合わないんだよなぁ。
なにがいけないんだろうね。
打てる手はすべて打っているつもりなんだけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする