音楽療法のライブ日記

音楽療法士がお届けする、日々の活動記録と情報発信のブログです。

一緒に感じたい‘ハーモニー’

2024-04-16 06:07:20 | 音楽療法実践
日の出前の散歩に出かけると、薄曇りではあるものの風も無く生暖かく、
蒸し暑ささえ感じました。
田舎の家の玄関先には今年もツバメが電線に止まりながら、人間の動向を観察して
鳴いています。今年も可愛い赤ちゃんの巣が見られることを願いながら・・。

散歩をしていると田にはれんげの花が一面に咲いており、れんげつもか花つもか~
のわらべ歌が浮かんできます。綺麗な球形をした大きなタンポポの綿毛も見事です。
多くの桜が葉桜になった中で、花が散らず緑の若葉が少しだけの桜が凛としてみえます。
花が重そうに垂れている満開の八重桜も、淡い黄色の花水木も爽やかな季節を感じます。

この季節の音楽療法には『花』(武島羽衣 作詞/滝廉太郎 作曲)をプランに入れますが、
本当は聞き馴染みのある前奏から三番までのハーモニーをじっくり聞きたいと思い、
ピアノ伴奏を入れてコーラスの人にお願いして練習を始めています
『花』は組歌‘四季’の中の一曲であると言われています。
‘春の小川’‘朧月夜’‘故郷’など多くの唱歌が小学校の教科書に掲載され伝承されていますが、
『花』は‘心の歌’として中学校の教科書に「日本の歌の美しさを味わおう」のメッセージと
ピアノ譜と共に4ページにわたって記されています。

一人では味わえないハーモニーや輪唱を‘その場にいる仲間とその時だけの空間’で
生演奏の音色と歌声(自分の声も)を全身で感じていただきたく準備をしています




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