音楽療法のライブ日記

音楽療法士がお届けする、日々の活動記録と情報発信のブログです。

弦楽四重奏の響き

2024-10-02 06:46:03 | 音楽雑記
今夏は暑すぎたようで、お彼岸が過ぎた今頃に彼岸花があちらこちらで満開です。
いつもの散歩道には珍しい淡い黄色の彼岸花が咲いており、思わず足を止めて
見入ってしまいました。

田の稲穂もあちらこちらで刈り取られすっきりとしていますが、最近のニュースで
「再生二期作」という米作りを知りました。温暖化のために、田植えを早めに終え、
夏に30cm?程残して稲刈りを一度し、その後も成長した稲穂を秋にもう一度
刈り取るそうです。地球規模の変化に応じる対策が生まれています。

昨日はクラシックを少しでも身近な場所で、お気軽に来ていただきたいという趣旨の
演奏会に出かけました。弦楽四重奏ですが、いつものクラシックの演奏会より時間を短めに
設定され、費用も抑え、駅に近い商店街の通り道沿いのお店の2階で開催されました。

馴染みのあるポピュラーな曲を少し入れながら、メインはモーツァルトの弦楽四重奏曲です。
4楽章までありますが、クラシックコンサートとしての立ち位置は揺るがず、部屋全体に
降り注ぐ弦楽器の演奏に引き込まれていきます。45分がアッと言う間に過ぎていきます

演奏の第3楽章の時に、早朝に散歩していた風景が動画として脳内を巡ってきました。
揺れる彼岸花、飛び立つ鳥、川を泳ぐカルガモ、空の雲・・・、様々な風景が映像に
なっていました。音楽は一人ひとり感じるものが異なり、様々な映像を伴ったり、
感情が湧き出てきたり、身体が動いてきたり・・・、自由な感覚が魅力になります。

いつ何度聞いても、部屋全体を包み込む弦楽器のライブ演奏は魅力溢れるひと時です