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音楽療法のライブ日記

音楽療法士がお届けする、日々の活動記録と情報発信のブログです。

藤原宮跡の菜の花と桜の終わり

2025-04-18 07:39:40 | ひとりごと
時間のある時にゆっくり訪ねてみたいと思っていた藤原宮跡へ出かけました。
ニュースで菜の花が満開だということを知っていましたが、敢えて散り際の風情も良いかと・・
残った菜の花の黄色と桜の桃色が淡いパステルカラーのようで、遠くの大和三山の景色に映えていました。
現地へ来てみると菜の花と桜だけではなく、見下ろすとタンポポと綿毛が一面に広がっており手が伸びました

青空が広がる空ではひばりが盛んに鳴いていました。
‘おおひばり 高くまた 軽く何かを歌う・・’のメロディが浮かんできます
『おおひばり』(メンデルスゾーン作曲:1839年・高野辰之訳詞)という合唱曲集の中の一曲です。

藤原宮跡(ふじわらきゅうせき)は、今から約1300年前、持統・文武・元明の三代の天皇が治めた都、
藤原京(694~710)の中心にあった宮殿・藤原宮のあったところです。
橿原市の観光情報に美しい季節の花も掲載されています。
https://www.city.kashihara.nara.jp/soshiki/1021/1/2/5/3873.html

平城宮跡の広さには及びませんが、歴史のある橿原のこの地に佇んでみるのも良いものです。
間近に香久山があり、耳成山と畝傍山に囲まれた藤原宮跡の雰囲気は現地で五感を豊かにして感じたいものです
大阪・関西万博が始まり、故郷の親戚や旧友から連絡が入りそうです。
その時には奈良の豊かな自然を満喫して欲しいと、今から楽しみにしています


残りの菜の花・・畝傍山の奥は葛城山と金剛山




今年度から帯状疱疹の予防接種が始まります

2025-04-09 06:44:26 | ひとりごと
今朝は5時50分に太陽が昇りかけ、穏やかな気候の早朝散歩になってきました。
5時過ぎの鳥の鳴き声で目が覚めます。まだ桜は満開に近く立派に咲いています
今日は今年から始まる帯状疱疹の予防接種についてご紹介します。

厚生労働省のHPの「政策について」の中で『帯状疱疹ワクチン』が記述されています
今年度の2025年4月から65才などへの予防接種が定期接種の対象になりました。

帯状疱疹のこと、帯状疱疹ワクチンのこと、今年度の接種対象などが分かりやすHPのQ&A
で丁寧に記述されています。

今年度に65才を迎える人、2025年度から2029年度までの5年間の経過措置として、
その年度内に70、75、80、85、90、95、100才(今年度は全員対象)の人が対象になります。

帯状疱疹は、水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経に沿って、
痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が現れる皮膚の病気です。
合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、
日常生活に支障をきたすこともあります。

帯状疱疹は、70歳代で発症する人が最も多いと書かれていますが、家族を始め、親戚、
友人などからも、痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」に悩まされている多くの声を聞きます。
親戚では一年近く痛みが続き、ペインクリニックに通った話を聞きました。

40才代の人は「胸の辺りが痛くて骨折してるのかと思って診察に行った」と言われ、
私自身は6年前に痒みと痛みが混ざった感覚と疲れを感じて点滴を二日続いてした後に、
片側の身体に皮膚症状が現れてきました。

一人ひとり症状が異なるように感じますが、遅れた時には帯状疱疹後神経痛が伴って
かなり辛い日々が続きますので、ご高齢のご家族がおられる人は予防接種をお薦めしてください。

誰にでもストレスは日々ありますが、かなりのストレスがかかった時に身体のどこかに痛みを
感じたら早めの受診をお薦めします。
私の時は広く広報された仕事時に依頼していた演奏者が本番一週間ほど前に入院され、
替わりの人を探さなくては・・、という時でした。多くの準備で疲れが残っていた時に
ストレスを感じて帯状疱疹にかかったことになります。
ただ、早めに点滴を打ったことで後遺症もなく、何とか仕事も無事に終えることができました。

いつもとは異なる身体や皮膚の痛みを感じた時は早めの受診をお薦めします。
ストレスは重要因子になりますので、ひと息つける少しの気分転換を大切にしたいものです

花散る桜

2025-04-06 06:03:30 | ひとりごと
早朝散歩の時は風もなく、満開の桜を穏やかに愛でられていましたが、
午後から歩くと風が吹いていてまさに「花散る春」を体感しました

そんな時に心に流れてきたメロディーは、コブクロの「桜の花びら散る時に〜」でした。
「・・桜のはなびら散るたびに 届かぬ思いがまた一つ 涙と笑顔にけされてく ・・ 君の中に咲く love・・」
悲哀を感じる歌詞とメロディーが桜の終わりの季節とシンクロしていました

昨日は気温が高かったので秋篠川では亀たちが気持ちよさそうに首を持ち上げて日向ぼっこをしており、
この珍しい光景に足が止まりました。

時折、真新しンドセルを背負った新入学の可愛い子どもたちが記念写真を撮りあっていて、微笑ましい光景に心が和みました

種類の異なる桜、水仙、チューリップ、白木蓮、朱木蓮、ボケ、ユキヤナギなどの花が次々と視界に入ってきて春を満喫出来ました
今はスマホの写真をGoogle検索すれば花の名前が分かり、花図鑑を持ち歩いていることになります。

夕方には曇ってきて寒さを感じるようになり帰路につきました。
今年も桜の春を満喫しながら、桜に纏わる懐かしい出来事に新たな想いを寄せることが出来ました

月ヶ瀬の梅

2025-03-27 06:05:25 | ひとりごと
毎年恒例の月ヶ瀬の梅を見に行ってきました
昨年は3月4日に行って満開でしたが、今年は遅れに遅れて一昨日満開の梅を堪能してきました

ご案内の資料には『大正11年(1922年)に「名勝 月ヶ瀬梅林」として奈良公園・金沢兼六園とともに
史跡名勝第一号の指定を受けました。・・約一万本の梅が咲き競う様は圧巻である。‥』と記されています。

駐車場の担当の人から「良い時に来ましたね〜」
と言われるほど、どこを歩いても梅が香り続け、ウグイスの鳴き声が響く中を散策しました
見頃が遅くなって梅祭りは30日まで延長されており、柔軟な対応に拍手です

ただ、花粉症の人にはお気の毒な季節と重なり、毎年の季節が不安定になってきているように感じます
もうすぐバトンを受け継ぐように桜の花が開花しますので、川沿いの散歩が楽しみになります


賞梅から送梅へ

2025-03-13 14:53:57 | ひとりごと
今朝の早朝散歩で満開だった紅梅の花びらも川に散り始めているのを見ました
いよいよ季節が賞梅から送梅へと移り変わり、もう少し経つと桜の開花へと繋がっていきます

昨年の3月始め頃に月ヶ瀬の梅は満開に近かったのですが、今年はまだ三分咲きだという現状です

昨日の午前の晴天に誘われて大和民族公園へ出かけました
駐車場が満車に近かったので驚きましたが、それはそのはずで枝垂れ梅が満開に近く、ミツバチの群集の音が怖いほど響いていました
それは写真では伝わらないライブならではの「音」です

広い広場もありますが、球技が禁止されていますのでのんびりした空気を感じながら何種類もある梅をゆっくり鑑賞できました

直ぐ間近になってきた桜の季節も楽しみにしながら


探梅から賞梅へ

2025-03-05 14:08:04 | ひとりごと
早朝にちょうど雨がやんでいたので、いつもの散歩道を行くと梅の花がやっと見頃になっていました
探梅から賞梅の頃になっており、この後の3月は楽しめそうです

昨年は3月4日に月ヶ瀬一面の梅が八部咲きで、香りも花も味も雅楽の音色まで堪能しました

今月のプランを考えている時に春らしい歌詞がさらに季節感を後押ししてくれます
「春色の汽車にのって」
「重いコート脱いで出かけませんか」
「七色の谷を越えて 流れていく 風のリボン…春よ春よと かけていったよ」
「赤い花束車につんで 春が来た来た丘から町へ」

不安定な寒さの季節が終わって、心身ともに軽やかに感じる春がやってきました

新年度を迎えてからの冬は、連れ合いが帯状疱疹になり、かなり重い症状で寝込んでいたこともあり、
やっと少しずつ回復してきた今は春気分の風を感じられるようになりました

焦らず、明るく、穏やかな陽射しのひと時を楽しみたいものです




寒い一日に寄り添う曲♬

2025-02-24 13:37:06 | ひとりごと
二十四節気の雨水が18日でしたが、昨夜からの雪が積もり朝から珍しい雪景色で心が躍ります

1週間前にいつもの散歩道で梅の花一輪咲きましたが、昨日見たらまだ3輪程しか咲いておらず、ここ1週間の寒さがわかります

今朝は若草山も雪景色でしたが、お昼頃には深々と雪が降り続いて遠くも見渡せない状態になりました

雨の日はいつの日からかピアノを弾きたくなる気分になります
45年ほど前のヒット曲は今更ながら心軽くリズムを楽しめます

ルビーの指環、いとしのエリー、異邦人、卒業写真、赤いスイートピー、September、さよなら、等

今でも年月を感じさせない曲の魅力は季節を問わず今日の私に寄り添っているように感じます


3日の立春から甲子園の名前の由来まで

2025-02-04 07:17:27 | ひとりごと
今年は節分が2月2日で、立春が3日になります。
同じ様に4年前の2021年も立春が3日でしたが、その前は1897年(明治30年)になり、
何と124年振りだったようです。地球の公転とも関係がありますが、一日前倒しのこの珍しい日の詳細を調べていくと、
「お江戸日本橋」の歌詞の七つ立ちで説明されていた一日の刻の十二支(えと)と関連があることが分かりました。

以下、『Calendiaカレンダーと暮らそう
     https://www.calendia.jp/knowledge/calendar/10kan12shi』を参照にして記します。
カレンダーに表記されている『干支(えと)』。
『干支』というと「子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)・・・」と浮かびませんか?
実は、これは『十二支(じゅうにし)』と呼ばれます。
『干支』は、正しくは 『十干十二支(じっかんじゅうにし)』という『十干(じっかん)』と
『十二支(じゅうにし)』を組み合わせたもので、「干」と「支」を合わせて『干支』という言葉になっています。

「陰陽五行説」の考え方で、『十干』と『十二支』を組み合わせたものが『十干十二支』。
よく使う「干支」という言葉は十干十二支のことで、組み合わせは「甲子」から「癸亥」まで
60種類あり、61番目に最初に戻ります。
これが60歳(数えで61)を「還暦(かんれき)」という理由。つまり生まれた年の干支に還ることです。
干支=十二支と一般的に認識されているので、年賀状の季節になると「来年の干支は寅だね」といった会話が聞こえてきますが、
例えば2022年の場合、本来の干支は「寅」ではなく「壬寅 (みずのえとら)」になります。

有名な甲子園と「十干十二支」の意外な関係についての「おもしろ豆知識」です。
夏の高校野球といえば、「甲子園球場」。この「甲子園球場」が完成したのは1924年です。
この年は、「甲子(きのえね)の年」に当たります。『十干十二支』の最初の組み合わせにあたる年で、
縁起がいいとされ「甲子園」と命名されたそうです。

そう言えば、父親が元気だった頃にお正月には厚みのある冊子で今年の縁起の佳い日を
細かく話していた記憶があります。
その時は興味が無く、今頃になってもう少ししっかり聞いておけば良かったと・・

北原白秋の歌碑がある唐招提寺

2025-01-05 18:08:02 | ひとりごと
お正月に散歩がてらにふらっと出かけた唐招提寺でしたが、
何十年振りだったので、すっかり忘れていた?風景が新鮮過ぎました。

奈良時代に成立した6つの仏教宗派(南都六宗)は
「三輪宗」「成美宗」「法相宗」「俱舎宗」「華厳宗」「律宗」と言われ、
759年に律宗総本山唐招提寺として創建されました。

正面の金堂の美しさは言うまでもありませんが、校倉造りの宝蔵と経蔵始め、
多くの堂の屋根のフォルムは圧巻過ぎて、見惚れてしまいました
あらためて技術の凄味を感じ、古都奈良に住んでいることを実感しました。

鑑真和上御廟へ誘われて入ると直ぐに見事な苔林があり、この場所でも
足が止まり思わず見入ってしまいました。
参拝者はそこそこ多いけれど、凛とした空気感に引き込まれずにはいられません。

御影堂は季節外で閉められていましたが、その道前に北原白秋の歌碑がありました。
『水楢の柔き嫩葉(わかば)はみ眼にして 花よりもなほや白う匂はむ』

色々な情報から、北原白秋が51才頃に詠まれたようで、その頃は視力が
殆ど失われており、我が身と鑑真和上とを重ね合わせたと言われています。
この道 ペチカ 雨降り ゆりかごのうた 等の曲に携わり、童謡運動の先駆者でも
ありますが、歌人と詩人としても多くの作品を残されていることを知ります。

和歌を好んでいた義母が懐かしく思い出され、
白秋のこの歌をどのように感じるのかを話てくれる笑顔が思い浮かびました。
1260有余年前の唐招提寺建立の頃に想いを馳せると、多くの人と人とが現在の
この日まで繋がっていることを実感します。

あらためて古都奈良の余韻に浸りながら帰路につきました。




良い一年になりますように・・

2025-01-01 07:34:44 | ひとりごと
いつもより少し早めの早朝散歩へ行ってきました
元旦の日の出のように暖かな光が多くの人へ届きますように・・