OMTインフォメーション

翻訳のこと、会社のこと、生活のこと、音楽のこと、読書のこと

書くということ

2010-10-10 17:31:18 | 日記
最近、めっきりブログの更新回数が減ってきた。

自分でも理由はわかっている。
いわゆるスランプである(物書きでもないのによくいうよ!!)(笑)。

まあ、こんな自分でもブログを書くことは重要な仕事の一環だと
おもってやっているわけで、それをまず理解しておいていただいて(笑)っと、

以前のブログにも書いたのだが、
自分は何かのアイデアがあって「さあ、書こう」というタイプではなく、
(以前たくさんのアイデアをメモに書きためたこともあったが、使える代物はひとつもなかった)
こうしてパソコンにむかうことは、格闘であり、修行に近い。

自分にとって文章を書くということは、社会と対峙し、ひたすら人間を肯定し、
自分の心をひらいてゆくという修練の場なのだ。

うまくいった時のカタルシスといったら、それはすごい。
だけど大体は、迷走しつつも、やっとこさ少しずつ前に進んでいる、というのが実感である。
もちろん、それでも何らかの発見がある時もある。

なにが出てくるかは、書いてみないとわからない。
そういう自分を楽しめているうちは本当によかった。

ただ最近、文章を書きながらも、書いても書いても何かの思想や概念にとらわれて
しまっている自分を発見することがある。
書くという行為自体が囚われの中に自ら足を踏み入れてゆく行為にしか思えなくなる時がある。
もう随分とボツ原稿ばかり書いている日が続いている。
こうやって人は何も書けなくなってゆくものなのかなぁ??

ものを書くには根性と勢いは必要だとつくづく思う。
書き続けている人は本当に尊敬に値すると思う。

まあ、修練の場と割り切って、地道に進んでゆくしかないのだろう。

翻訳会社オー・エム・ティの公式ウェブサイト