本日紹介するレコードはこれ。
「John Abercrombie/Marc Johnson/Peter Erskine」
これって、アルバムのタイトルっていうより、
ミュージシャンの名前の羅列じゃん!!
実はこのCDはもう5年位前に買ってあったものだ。
私は心から尊敬するミュージシャンが何人かいるのだが、
その中でも最も敬愛してやまないミュージシャンである
U-ZOさん(ドラマー)から借りて聴かせてもらったのだが、
その当時(今から10年以上前)はあまりこのCDのよさがわからなかった。
5年位前に、なんとなく改めて自分で買ったのだが
どうもアバークロンビーのアトモスフェリックなヘラヘラした
ギターがあまり好きじゃなかったのであまり聴いていなかった。
エミリー・レムラー(Emily Remler)という夭折の天才女性ギタリストが
いるのだけれど、ある日、YouTubeで見た彼女の演奏にゲストで
参加していたアバークロンビーのプレイにぶっ飛んでしまった。
それ以来、アバークロンビーのレコードを買いあさった。
まあ、いろんなところで演奏している人だから全部は無理だけど、
たぶんほとんどもっていると思う。
そのくらい大ファンになってしまった。
CDを流しっぱなしにしていることの良い点は、リラックスして
聞き流したりできるところだ。
本だってなんだってそうだけど、作者は私のために書いたわけじゃないから
100%共感できることなんてあり得ないわけで、中に好きなところが
一箇所でもあったらよしとすべし、と私は思う。
他の作業をやっていても、いいところは必ず耳に飛び込んでくるものだ。
そしたら、もういっぺん聴き直せばいい。
そんな感じで聴いている。
そしたら、やっぱり凄かった。
いろんな発見がある。
マーク・ジョンソンという人は本当にいい曲を作る人だと思う。
時に、ハーモニー感覚があまりに独自すぎて、
「わけがわからん」ところがあるが、それはそれですごくいい。
1曲目の「Furs On Ice」にしても、
9曲目の「Samurai Hee-Haw」(…なんだ! このタイトルは…。
翻訳すると「侍、ひーほー」…、ぷぷっ!!)
にしても、人が心の底から喜ぶすべを心得ている気がする。
そういうサウンドがどんなものかを知り尽くしている気がする。
彼は後期のビル・エバンスのバックをつとめていた人だ。
さすが、というほかない。
一方、アバークロンビーは相変わらずヘラヘラとしたギターを弾いているが、
それがギターシンセにバッチリはまっていてすごくかっこいい。
ピーター・アースキンはいわずと知れた、ウェザーリポートの元メンバーである。
私は、ドラムの方法論というか、要するに何を考えているのかを
彼の演奏を聴きながら、学んだと思っている。
彼の演奏を聴かなかったら、今でも自分にとってはドラムはつまらない楽器のままだったと思う。
彼がいなかったら、自分はジャック・ディジョネットも、スティーブ・ガットも
スティーブ・ジョーダンもデニス・チェンバースも理解できないままだったと思う。
もちろん、彼らの演奏のすべてが、彼らの魅力のすべてが一枚のCDに
収まっているとは思わない。
でも、何回も聴いているうちにようやく理解できることもあるわけで、
そういう意味ではCDにはコンサートやライブでの演奏とはちがった
楽しさがあると思う。
翻訳会社オー・エム・ティの公式ウェブサイト
「John Abercrombie/Marc Johnson/Peter Erskine」
これって、アルバムのタイトルっていうより、
ミュージシャンの名前の羅列じゃん!!
実はこのCDはもう5年位前に買ってあったものだ。
私は心から尊敬するミュージシャンが何人かいるのだが、
その中でも最も敬愛してやまないミュージシャンである
U-ZOさん(ドラマー)から借りて聴かせてもらったのだが、
その当時(今から10年以上前)はあまりこのCDのよさがわからなかった。
5年位前に、なんとなく改めて自分で買ったのだが
どうもアバークロンビーのアトモスフェリックなヘラヘラした
ギターがあまり好きじゃなかったのであまり聴いていなかった。
エミリー・レムラー(Emily Remler)という夭折の天才女性ギタリストが
いるのだけれど、ある日、YouTubeで見た彼女の演奏にゲストで
参加していたアバークロンビーのプレイにぶっ飛んでしまった。
それ以来、アバークロンビーのレコードを買いあさった。
まあ、いろんなところで演奏している人だから全部は無理だけど、
たぶんほとんどもっていると思う。
そのくらい大ファンになってしまった。
CDを流しっぱなしにしていることの良い点は、リラックスして
聞き流したりできるところだ。
本だってなんだってそうだけど、作者は私のために書いたわけじゃないから
100%共感できることなんてあり得ないわけで、中に好きなところが
一箇所でもあったらよしとすべし、と私は思う。
他の作業をやっていても、いいところは必ず耳に飛び込んでくるものだ。
そしたら、もういっぺん聴き直せばいい。
そんな感じで聴いている。
そしたら、やっぱり凄かった。
いろんな発見がある。
マーク・ジョンソンという人は本当にいい曲を作る人だと思う。
時に、ハーモニー感覚があまりに独自すぎて、
「わけがわからん」ところがあるが、それはそれですごくいい。
1曲目の「Furs On Ice」にしても、
9曲目の「Samurai Hee-Haw」(…なんだ! このタイトルは…。
翻訳すると「侍、ひーほー」…、ぷぷっ!!)
にしても、人が心の底から喜ぶすべを心得ている気がする。
そういうサウンドがどんなものかを知り尽くしている気がする。
彼は後期のビル・エバンスのバックをつとめていた人だ。
さすが、というほかない。
一方、アバークロンビーは相変わらずヘラヘラとしたギターを弾いているが、
それがギターシンセにバッチリはまっていてすごくかっこいい。
ピーター・アースキンはいわずと知れた、ウェザーリポートの元メンバーである。
私は、ドラムの方法論というか、要するに何を考えているのかを
彼の演奏を聴きながら、学んだと思っている。
彼の演奏を聴かなかったら、今でも自分にとってはドラムはつまらない楽器のままだったと思う。
彼がいなかったら、自分はジャック・ディジョネットも、スティーブ・ガットも
スティーブ・ジョーダンもデニス・チェンバースも理解できないままだったと思う。
もちろん、彼らの演奏のすべてが、彼らの魅力のすべてが一枚のCDに
収まっているとは思わない。
でも、何回も聴いているうちにようやく理解できることもあるわけで、
そういう意味ではCDにはコンサートやライブでの演奏とはちがった
楽しさがあると思う。
翻訳会社オー・エム・ティの公式ウェブサイト