チンギスハーン 蒼き狼と白き牝鹿IV シナリオ2 - 再興のビザンツ帝国 その9の続き
1297年新春、ついにフビライ=ハーンも天寿を全うしました。元の国王の座を継いだのは長男のドルジです。ミカエル8世とフビライの直接対決はありませんでしたが、戦闘ではビザンツ帝国が二度に渡って勝利し、フビライを朝鮮半島まで追いつめたので、ビザンツ帝国の判定勝ちと言っていいでしょう。
さてその元ですが、鎌倉幕府と戦闘が続いており、ついに九州の太宰府を勢力下に置いてしまいました。日本本土が元のものになるのは抵抗がありますが、実は私はこれを待っていました。両国が潰し合っている隙に朝鮮半島の開城を攻め落とすためで、目論み通りです。次は元が鎌倉に攻めてくれるといいのですが。
こうして気分よく極東を攻めていたら、またしてもえらいことが起きてしまいました。カラコルム領主の金方慶(史実では元とともに日本を攻めた高麗の武将)がビザンツ帝国に反旗を翻して独立したのです。またかよ!
なぜ二度もカラコルムの地で反乱が起きたのかはわかりませんが、今度はキルギス朝を名乗っています。しかも前回オイラート領として独立した時の領主である司馬元燕が登用され、手を貸しているようです! こいつは許せん!
ビザンツ帝国の対処も手慣れたもので、周辺4都市から1軍ずつカラコルムに派兵し、1297年夏には鎮圧してしまいました。まったく手間ばかりかけやがる。
二度もビザンツ帝国を敵に回した司馬元燕は斬首するつもりでしたが、間違って解放してしまいました。悔しい……。
金方慶は斬首。裏切り者は許さないことにします。
1297年秋、支配都市は51。国王の弟の一人であるラドゥミール(架空の人物)はカリマンタン島(ボルネオ島)に都市ビントゥールを建設。残るは日本列島のみ!
つづく