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DELL Inspiron 3500にLinux

2010-10-07 16:54:57 | 日記
 我が家のメインPCはiMacですが、サブマシンとしてDELLのInspiron 3500があります。前の職場にいた人が出向元に帰る際に使わなくなった私物PCを置いていって、それがしばらく放置されており、部屋の整理のついでに私がいただいたものです。

 400MHzのPentiumII、128MBのメモリ、4GBのHDといった使い物にならないスペックで、OSはWindows98でした。サポートの終了したWindows98なんかを入れているのはセキュリティ上危険なので、勉強も兼ねてLinuxを入れることにしました。

 運良く近所のハードオフでメモリ128MBと30GBのHDが売っていました。ピンポイントで欲しい物が売っているとは、ハードオフ恐るべし。



 現在は3つのOSがインストールされていて、grubで起動OSを選択しています。主に使っているのがDebian GNU/Linux 5.0です。Debianは中立的でありながら極端な思想も持っているのが何となく気に入りました。OpenOfficeもデフォルトでインストールされます。マシンスペックが低いために動作がかなりもっさりしていますが、文章の入力ができればいいので、あまり気にしていません。

 Debianのインストールには苦労しました。以前の職場で試しにインストールした時は問題なくできたのに、家では何度試しても途中でフリーズしました。10回以上やり方を変えて試してもダメでした。家と職場では何が違うのかを考え、きっと家では部屋が暑くて熱暴走しているとの結論に至り、PCの裏側を保冷剤で冷やしながらインストールしてみると、あっさり成功。

 このマシン、あまり冷却ファンが動きません。静かなのはいいですが、もっとしっかり冷やしてほしいところです。しかも冷却ファンが空気を吸い込んでいたのですが、効果はあるのでしょうか。ホコリが一ヶ所から吸い込まれるのが嫌だったので、とりあえず本体を開けてファンの向きを逆にして排気するようにしました。



 二つ目のOSはPuppy Linux 4.3.1JPです。Debianと同じパーティションにFrugalインストールしています。とても軽快に動作します。Debianのswap領域も使っているようです。ただ、Linuxをいじっているという感覚が薄いのと、ウィンドウマネージャが独特なのがちょっと気になります。

 Puppyをしばらく使っていると、ネットワークに接続できなくなることがよくありました。OSのバグなのかマシンスペックの問題なのか例によって熱暴走なのかはわかりません。そんなこともあって、緊急用のOSといった位置付けです。



 三つ目のOSはHaiku R1/alpha2です。MacOSXの原型となるかもしれなかったBeOSのクローンです。Haikuはまだまだ開発途上ですが、面倒な設定も不要で、動作も機敏です。ただし現時点で実用性は皆無なので、単なるお遊びで入れました。

 前の職場の別のマシンではネットワークにも繋がったのですが、このバージョンのHaikuはPCカードには対応しておらず、うちのマシンではネットワークに繋がりません。だからDebianで必要ファイルをダウンロードし、fat32のパーティションを通じてファイルをやりとりしています。次のバージョンアップが楽しみです。

 このようにかなり古いマシンでもそれなりに楽しんで使っています。しばらくは大事に使い込んでいきたいところです。

 ………と書きたかったのですが、ディスプレイのヒンジ部が割れてしまった! ディスプレイを開閉すると内部の金属フレームばかりに力がかかるので、金属疲労が怖くて二度と画面を開閉できません!

 ハードオフで2,500円も使ってやったばかりだから、できるだけ長生きしてほしいところです。