大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2022年6月11日 活動報告 ハス見本園の藻とり、一般開放に向けての準備

2022-06-14 12:51:31 | 日記
今日は気温21℃のくもり空、30人以上のボランティアが集まりました。7月のハス見本園の一般開放に向けて本格的な準備がはじまっています。
6月11日現在、見本園では約140本の花芽が出ています! ハスの蕾は、水面から出ておよそ20日間で開花します。

今年、最初に開花するのは下の真如蓮(しんにょれん)になりそうです! 大型の美しい白いハスが咲くでしょう。

きれいな花を咲かせるためには、藻を取り除く必要があります。ハスを傷つけないよう丁寧に行います。
かき出した藻は一輪車で見本園の奥に集めてリサイクルします。今日もボーイスカウトの少年たちが大活躍です。
開花時期の早い大賀蓮です。立葉(たちば)がいっぱい出ています。

大賀ハスの蕾です! アブラムシに覆われていたので、手でやさしくこすり取りました。2週間に一度、薬を噴霧していますが、晴れがつづくと葉も蕾もビッシリと覆われてしまいます。

カラスやカモが飛んできてハスを傷つけるので、防鳥のための糸を張りました。
冬の間に見本園のまわりの木を剪定したので、日中のハスたちは太陽の光を浴びつづけてグングン育ちます。

東屋の前に花壇をつくりました。今年は大賀一郎博士の妻である歌子さんを紹介するコーナーになります! 歌子さんは満州で収集した多くの植物のうち、スミレだけを集めた『すみれ図譜』を出版したことで知られています。
まわりの建物の屋根の上にのぼって、除草作業を行いました。

7月のハス見本園の一般開放に向けての看板の整理・点検を行いました。

見本園のある里山では、ザクロの花が咲いています。

フェイジョアの花は見ごろを迎えています。

写真の多くはボランティアO氏の提供によるものです。ありがとうございました。

活動報告は以上です。

(担当: れい)

コメント (1)
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