大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2021年7月17日 クラウドファンディングのお礼のガイドツアー実施!

2021-07-17 18:21:22 | 日記
昨日、関東地方も梅雨明けが発表されました。今日はハス見本園の一般開放日5日目、そしてクラウドファンディングのリターンにあった2種類のガイドツアー実施日です。早朝6時から気温26度、太陽が照り付けたり、曇ったり、蒸し暑い陽気です。

<ガイドツアー1回目> 6時半集合、ガイドツアー1時間
<ガイドツアー2回目> 8時半集合、ガイドツアー1時間半及び花ハス鉢のお土産付き

1回目:6時半に集合。まずは大賀ハスのふるさとの会会長よりご挨拶です。

朝6時開場なので、すでに他のお客様もたくさん来場されています。6時半には、この辺りは日陰で心地よい環境です。
初めに展示パネルで、大賀ハスの種が発見された経緯などを説明します。


いよいよ見本園の中に移動します。ツバキがたくさん植わっている森を抜けていくと、見本園が広がっています。


ハスを六感で楽しもうということで、見るだけでなく、葉っぱや茎を触ったり、ハスの香りを嗅いだり、実を味わったりというガイドがあります。


この見本園に来ると、ハスはピンク色ばかりではありません。白も黄色も、濃い赤も、縁取りになったものも、一重も八重も、背の高い種類も、小型のものもあることがわかります。




下はまだ青い花托をハサミで割って、中の実を取り出しています。生栗のような、うす甘い味がします。




日本や中国のハスは主に白やピンク、紅色ですが、アメリカで生育しているハスは黄色です。そのひとつバージニア蓮が先週は咲いていたのですが、残念ながらこの日はすてに散ってしまっていました。そのマスで水に浮いている黄色い花弁を棒で引き寄せています。


2回目:8時半集合
まずは事務所内で大賀ハス発見の経緯などをご説明します。その後見本園の中に移動してハスを見学します。すでに日差しがきつくなっているので、日傘が登場していますね。

この日も幕張総合高校放送委員会の皆さんが取材に来られました。

次の写真をご覧ください。この日、当見本園で今年2番目の大賀ハスが咲いていました。画面真ん中下に見える一輪の花が大賀ハスです。クラウドファンディングのおかげで今年春に植え替えることができたマスで咲きました。カメラの放列です!

皆さん大賀ハスを狙って写真をとっていらっしゃいますね。この開花ハスのすぐ後ろに蕾が1本出ていますので、来週には開花するかもしれません。


ガイドツアーはまた未熟な花托から種を取り出して、ご覧に入れています。


ガイドツアーも終わりに近づく午前9時半過ぎになると、日差しがきつくなります。東屋では一般見学者の皆さまが、木陰の下で休んでいらっしゃいました。東屋は少し高い位置にあるので、ハス見本園を見渡すことができます。また敷地内で伐採されたメタセコイアの古木をカットして作った、切り株椅子も置いてあります。


ガイドツアー2回目の皆さまには、クラウドファンディングのお礼の一つ、ハスの鉢植えをお持ち帰りいただきます。蕾のついた鉢をご用意いたしました。


今日見られた花をいくつかご紹介します。








クラウドファンディングのお礼のガイドツアーの報告は以上です。
ハス見本園の一般公開は、この後7月18日(日)、24日(土)、25日(日)と続きます。ご来場をお待ちしております。
(担当: えむ)


コメント (2)
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