大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2021年7月11日 ハス品種見本園を一般開放しています!

2021-07-13 16:58:04 | 日記
気温25度の梅雨の晴れ間、早朝6時からハス品種見本園は大賑わいでした。
一般開放日の入口の様子です。
受付の広場では、大賀ハスの発掘の歴史や生態などを説明したパネルを設置しています。
来場者の皆様にはお手数ですが、受付で検温と記帳をお願いしています。

7月に入ってから咲き始めたハスたちをご紹介します。下の2枚は、大賀ハスのふるさとの会のボランティアY.O.氏が撮影したものです。
見本園では、アメリカの黄色のハス、ヴァージニアが人気でした。

ヴァージニアなどのキバナバス系は、日本の土壌が合わないのか咲かせるのが難しい品種ですが、濃い黄色がうつくしいですね。

八重の春不老が見事に咲いています。
ふたつの知里の曙です。

白い大輪の花を咲かせる真如蓮です。

蓮の花の命は4日です。散ったあとは、シャワーヘッドのような果托が残り、その中で種が成長していきます。

珍しい品種の千弁蓮。花弁は多いもので数千枚にもなりますが、下の写真は咲き始めです。
千弁蓮の咲いた姿です。

右の写真が千弁蓮の開花7日後の姿です。すっかり枯れていますが、他のハスたちのように花弁が落ちることはありません。

金輪蓮(こんりんれん)です。

昭和の時代には、ここで観蓮会が開催される朝に東京駅から新検見川駅まで臨時列車が出ることもあったとか! 当時の電車の前にかけられていた看板です。

暑い中を見本園まで足を運んでくださった来場者の皆様、どうもありがとうございました! 今後の一般開放日は、7月17日、18日、24日、25日となっております。
報告は以上です。

(担当: れい)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする