大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2020年10月3日の活動報告 ハスの枯葉採り、芝刈り後の掃除など

2020-10-04 09:08:53 | 日記
本日は晴れ、朝9時の気温23度、湿度69%、東北東の風1.2m/s。気持ちのよい朝です。今日の作業は芝草刈りの後始末、ハスの枯葉刈り取り、マスの中の雑草を根こそぎ撤去、干してある果托のチェック等です。
先日の南先生の講演会が好評だったとの報告があり、後日会員にもまた南先生に講義をしていただく予定だそうです
ここ旧東京大学農学部付属緑地植物実験所のハスの見本園はすっかり秋の風情です。今年は天候の加減で、今はどこでもヒガンバナ真っ盛りですが、いつものように入口から坂道を上がってロータリーに出ると、ここでも真っ赤なヒガンバナが花盛りです。
東屋に向かう道路の脇でも花盛りです。


ハスの見本園はすっかり黄色になりました。枯葉の除去、芝刈り後の枯草の除去など、みんなさわやかな秋空の下、活動に精を出しています。




逆光で写真を撮ると、ハスの葉が黄色く透けて見えます。向こうには東屋が見えます。


マスの中央部にはまだ枯れた果托が残っているので、足元に気を付けながら採取します。


ハスはコンクリートで四角いマスを作った中に、品種ごとに植えこんであります。水辺を好む雑草もたくさん生えてきてしまいます。手前の方は取りやすいのですが、四角いマスが二列に並ぶ中央付近の雑草が取りにくいのです。これらが花を咲かせて実が散ると、ハスのマスの中に雑草がたくさん生えてしまってハスの生育を邪魔してしまいます。花が咲く前の今のうちに除去しておきたいものです。四角いマスは幅15センチほどなので、乗って作業するのにかなり神経を使います。

こんなに大きい株が取れました。

雑草はなかなか取り切れません。



この雑草ですが、調べてみると「タウコギ」ではないかと思われます。その実はいわゆる”ひっつき虫”。


前回採集したハスの果托は、このようにして干しています。ヒモで小分けにして縛ってありますが、乾燥が進むと細くなってしまいヒモの輪から抜け落ちてしまいます。幸いまだあまり抜け落ちたものはありませんでした。


東屋のそばのカリンの木です。実がたくさんついています。


林の中にはこういう花も…。


ロータリーから裏門へ行く道のかどに生えている桜の「一葉(イチヨウ)」ですが、なんと傾いてしまいました。下の写真でSさんが棒で指している先に棕櫚の木があります。桜の枝がその棕櫚の木にかかって自分の幹を支えていたのだそうです。その枝が折れて棕櫚の木から外れてしまい、一葉は左に傾いてしまいました。何とかまっすぐになるように手入れをしないといけません。「一葉」さん、頑張ってね。

昨年4月20日に咲いていた一葉の写真です。こんなに見事に花を咲かせる樹なのです。


この一葉の左手道路わきに大きなキンモクセイの木があります。10月ですね。黄色の花をつけて、遠くからでもよい香りがしていました。


今日の活動報告は以上です。
(担当: えむ)







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1 コメント

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Unknown (sara)
2020-10-05 22:30:54
ヒガンバナがたくさん咲きましたね。
雑草は、マスに落ちないように取るのも大変ですね。
写真をたくさん、ありがとうございます。


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