大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2020年8月1日の活動報告① 修景池整備、ハス圃場の浮草・藻とりなど。ハスの花のご紹介①。

2020-08-02 13:19:10 | 日記
8月に入りました。7月11日からの土日には、私たち大賀ハスのふるさとの会が活動している東京大学旧緑地植物実験所のハス見本園を一般開放していました。梅雨がなかなか明けず、時には土砂降りになったりする中、計6回の一般開放中には合計約1000人の方々にハスを見ていただきました。雨にもかかわらずご来場くださった皆様、どうもありがとうございました。

今日は8月第一土曜日なので、大賀ハスのふるさとの会の通常活動日です。前日までのどんよりとした曇り空時々雨はどこへいったのかと思うぐらい、スカッとした青空に白い雲、太陽の光がまぶしい朝です。午前8時半頃の気温は26度ぐらい。風もさわやかです。急いでハスの花を見に行きました。
東屋の辺りから西に向いてハスを見ています。太陽は写真を撮っている私の右手後ろの方向にあります。
こちらは同じ場所から左手側を見ていますので、太陽が左上の方向になります。
下は、上の写真の奥に見える木々の側から撮ったものです。花も葉っぱもみんな斜め右上にある太陽に向いているのがよくわかりますね。

ハスの花はあとひと月ぐらいはよく咲くものと思われます。

いつものようにラジオ体操をしてから、初めのミーテイングです。
事務局から、東京大学の方で大賀ハス通りに面している所の立ち木をきれいに整えて伐採してくれたという報告がありました。強風のあとで大きな枝が折れていたものを手入れした際に、歩道側の椿やイチョウの枝を一部伐採したそうです。正門から登ってくる道路がずいぶん明るくなりました。


今日の作業は、正門すぐそばの修景池の手入れ、およびハス圃場の藻と浮草とり。雑草を刈った後始末です。
修景池では雑草が茂り、浮草が水面を覆っています。水の流れをよくするために、奥にある小さい池への水の出入り口に詰まっている落ち葉などを除去しました。付近の草刈りも行いました。


ハスの圃場では、よく咲いている花を愛でながらの作業が進みます。浮草や藻を熊手や網で取り除きます。底に穴をあけたバケツに入れて水を切りますが、結構重くなります。日差しがだんだん強くなり、暑くなってきました。


今日は花がとてもよく咲いています。一部をご紹介しましょう。
紅領巾です。画面左上に太陽があります。

紅領巾とは、もともとは中国など共産主義国で青少年がつけている赤いスカーフのことを指すそうです。でも、太陽を見ながら、手にした薄い赤い布をひらひらと振り回しながら舞を舞っている姿に見えませんか?
変わってこちらはチェンマイです。きれいな純白です。

菊花粉です。
下は暁色雲開です。

黄蓮×錦蕊蓮です。

下は八重茶碗蓮です。たくさんの花と蕾をつけていますね。

下2枚は漢蓮です。まだ蕾もあるので、これからが楽しみですね。

上にご紹介したいくつかの品種の花は、雌しべの形が変わっていますね。異形雌蕊というそうです。

寿星桃です。開花したばかりでしょうか。両手で包みたくなるような丸い形をしています。花弁の縁のピンク色がかわいらしいですね。
隣のマスの青菱紅蓮です。
次は艶陽天です。色といい形といい、どっしりとして艶やかですね。奥にはベトナムのハスなどを育てている新しく作られたマスが見えます。
次は細碗碧蓮です。奥に最初にご紹介した紅領巾が見えます。

ハスのご紹介はまだまだ続きます。
(担当: えむ)
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