荻野洋一 映画等覚書ブログ

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フランス1-0グルジア

2007-06-07 21:09:00 | サッカー
 今朝のUEFA EURO 2008予選、オセールで行われたフランスvsグルジアは、これといって素晴らしい試合というわけではなかったが、フランスの国内組若手が国際試合でじゅうぶん輝けることを証明した、意義深い試合だった。

 すでにワールドカップでも名を売ったリベリが一回りスケールを増し、トップ下の19歳アルジェリア人サミール・ナスリの創造性は見る者をわくわくさせる。中盤の底に構える新鋭トゥララン(散らしとビルドアップ型)と老兵マケレレ(芽つぶし型)のコンビネーションもよく、今のフランスの4-2-3-1は、まるでリーガ・エスパニョーラの強豪チームの陣形と戦い方そのもの。右リベリ、真ん中ナスリ、左マルーダのオフェンシブMF3人は非常にいい。

 最近は大きな大会でつまらないサッカーばかりを披露し、レーモン・ドメネク監督の普段のコメントや会見内容はまったく好きになれないので、フランス代表には興味を失っていたのだが、若手選手たちが勝手に目覚め始めた。
 ナスリとリベリのマルセイユ二人組は覚えておいていい名前だ。