なぞなぞで おやしきたんけん/石津ちひろ・文 こみねゆら・絵/アリス館/2015年
狭い家だと、なぞなぞたんけんというイメージは わきにくいなあと 思っていると、8LDKはありそうな洋館。
おばあちゃんの住む おやしきに ひとりで遊びにきたさやちゃん。朝、こつこつと窓をたたく音で、目を覚ますと、窓から 一羽の小鳥がはいってきて、なぞなぞ遊びをすることに。
小鳥が、「ちいさな いきものが あかい ドレスを ひらひらさせて おどるように およいでる それは いったい だあれ?」となぞなぞをだしました。
部屋の中に、金魚鉢があって赤い金魚が泳いでいたので、さやちゃんは あっというまに 答えました。「きんぎょ!」
「ぴかぴか ひかる はりがねで できた おうち ことりさんは だいきらい それは いったい な~んだ?」。部屋には とりかごがあって すぐに 気がつきます。
なぞなぞのつぎに 部屋が描かれていて、すぐに 答えられるのが みそ でしょうか。
小さい子には やや簡単なもの、ちょっと大きい子には 注意しないと みつからないものと考えると、小さい子向けでしょうか。
ヤモリやクモがでてくるあたり、広すぎて 掃除が 行き届かない感じ。
人形もお母さんも 洋風に描かれているのは、作者の注文でしょうか。