どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

なぞなぞで おやしきたんけん

2024年01月19日 | 絵本(日本)

   なぞなぞで おやしきたんけん/石津ちひろ・文 こみねゆら・絵/アリス館/2015年

 

 狭い家だと、なぞなぞたんけんというイメージは わきにくいなあと 思っていると、8LDKはありそうな洋館。

 おばあちゃんの住む おやしきに ひとりで遊びにきたさやちゃん。朝、こつこつと窓をたたく音で、目を覚ますと、窓から 一羽の小鳥がはいってきて、なぞなぞ遊びをすることに。

 小鳥が、「ちいさな いきものが あかい ドレスを ひらひらさせて おどるように およいでる それは いったい だあれ?」となぞなぞをだしました。

 部屋の中に、金魚鉢があって赤い金魚が泳いでいたので、さやちゃんは あっというまに 答えました。「きんぎょ!」

 「ぴかぴか ひかる はりがねで できた おうち ことりさんは だいきらい それは いったい な~んだ?」。部屋には とりかごがあって すぐに 気がつきます。

 なぞなぞのつぎに 部屋が描かれていて、すぐに 答えられるのが みそ でしょうか。

 小さい子には やや簡単なもの、ちょっと大きい子には 注意しないと みつからないものと考えると、小さい子向けでしょうか。

 ヤモリやクモがでてくるあたり、広すぎて 掃除が 行き届かない感じ。

 

 人形もお母さんも 洋風に描かれているのは、作者の注文でしょうか。


この記事についてブログを書く
« おいの森とざる森、ぬすと森... | トップ | だれが姫の病気をなおしたの... »
最新の画像もっと見る

絵本(日本)」カテゴリの最新記事