どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

かさとながぐつ

2024年04月30日 | 絵本(日本)

    かさとながぐつ/二宮由紀子・文 市居みか・絵/瑞雲社/2019年

 

 梅雨にはまだ早いのですが、雨の日を楽しみます。

 かさとながぐつ にとっては いい天気は 悪い天気。雨の日こそがいい天気。
 
 雨の日、いよいよ おでかけです。
 
 「ぽつん ぽつん」
 「ぴちょん ぴちょん」
 「どしゃ どしゃ どしゃ」「どしゃ どしゃ どしゃ」
 「ぼく、びちょびちょ」「ぼく、ぼちょびちょ」
 「ばっしゃーん!!」
 「ぐっちょぐっちょの どっろ どろ どろ」
 「びっしょびっしょの ずぶぬれ」
 
  逆さ言葉もでてきます。濁音、半濁音、拗音、促音の入門にも!
 
 黄色い傘と赤い長靴、目と口もあって 楽しい おしゃべりが つづきます。天気の良い日、傘も長靴も 庭に干され つぎの出番待ちです。
 
 最近は土砂降りがおおく、雨を楽しむ風情もなくなりました。

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