どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

あの夏の日

2015年12月15日 | ちょっと遠出
 青年劇場の公演に新宿まででかけました。
 公演場所までは2時間弱。ちょっと遠出です。

 普段は稽古場としてつかわれている場所での公演で、観客席は100程度でしょうか。舞台は真ん中で、まわりを観客が取り巻く形でした。

 実際の高校での活動がモデルで、被爆証言者の話を聞いて当時の状況を絵にするというもの。
 はじめ、8月6日や8月15日を知らない高校生がでてくるのですが、テレビのインタビューで、知らないと答えている学生?もいたので笑えない場面でした。

 2時間、休憩時間もなく、いつもだったら尻が落ち着かなくなって、足を頻繁に組み替えたりしているのですが、集中していたのか、今回はそれは一度もありませんでした。


 芝居もそうですが、音楽、絵の表現から学ぶものはいろいろあるのではないでしょうか。

 語るのはほとんどがボランテイアですが、そうだからといってさまざまな工夫をしなくてもいいとは言えません。

 その工夫が何かはうまくいえないのですが、一つは色です。具体的に何色というのではなく、いろのイメージをつたえるということです。
 お話の夜の場面。真っ暗も明るい夜も、薄明りの夜もあります。
 朝、陽がのぼるだけでなく、靄につつまれた朝、どしゃ降りの朝といろいろありそうです。

 テキストに言葉がなくても、語り手が意識してみることも必要なのではないでしょうか。

 初心者がえらそうなことをいうようですが、今日は芝居に感動して、気持ちが高揚したこともあって、こんなことも浮かびました。

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