かんがえるアルバート ぼくのいるところ/ラニ・ヤマモト・作 谷川俊太郎・訳/講談社/2008年
また雨。アルバートは、洪水から動物たちをぜんぶ救い出し、サメと泳ぎもしたし、行方不明の海賊の宝物もみつけ、なにもかも やりつくしていた。それでも雨足がつよくなり、あまあとも 高くなった。
アルバートは考えはじめた・・・。
ぼくんちは 通りにあって
公園に近くて
まちの なかで・・・
まちは 国の中で・・
国は 地球の上
地球は星の仲間で
宇宙のなか・・
じゃあ 宇宙は なにの なかに あるんだろう?
疑問につきあたったアルバートは にんまりして つぎの冒険に のりだした。
科学ではまだまだ解明できないことが多い。どんなことも 自由に 空想できるのが出発点でしょうか。