中国少数民族のむかし話/邸奎福:編・訳/求龍堂/1998年
出版時8万2千人というブーラン族のむかし話。
白鷺が強いものを探して、はじめは太陽に最も強いかたずねると、太陽は霧が自分を遮るといいます。
霧に聞くと、風に飛ばされてしまう。
風は、穀物の山は吹き倒せない。
穀物に聞くと、水牛が角で、めちゃくちゃにほじくる。
水牛は、藤は自分をつなげるので、藤を探しなさい。
藤は、ネズミに噛み切られる。
ネズミは、猫を見ると動けなくなる。
この繰り返しは、「ねずみのよめいり」のパターンですが、この昔話では、白鷺が、こどもを食べてしまった猫を退治しようとでかけるでだしです。
猫を退治しようとしたが、猫が一番強いということになり、やむをえず水辺に引っ越し、猫を遠ざけるようになったというおわり。