どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

ベッドのなかは きょうりゅうのくに

2024年08月28日 | 絵本(日本)

   ベッドのなかは きょうりゅうのくに/まつおか たつひで/童心社/2022年

 

 いつも、おやすみのまえに おかあさんから本をよんでもらっていた男の子。でもあかちゃんの泣き声で、おかあさんは、とちゅうで部屋を出ていきました。

 「つまんないの~」「おふとんの なかへ もぐっちゃえ。」男の子はネコのミーコと、ほらあな探検とばかり、ふとんのなかにもぐりこみました。ふとんのなかを どんどんすすんでいくと、そこは恐竜の国。

 ランベオサウルスの子が肉食竜に追われていました。ティラノサウルスに見つかりそうになりますが、なんとか やりすごし、おかあさんをさがしに でかけました。

 夜だけど、いろんな恐竜がいて、おかあさんを みなかったか 声をかけていきます。草食竜のアラモサウルス、そらをとぶプテラノドン、パラサウロロフスなどがでてきて、恐竜好きの子には たまらない世界。見返しにさまざまな恐竜のイラストがあり、登場するページ番号も書かれています。


 恐竜だけでなく、カメやトカゲ?、カエル、ゴキブリ?など さまざまな生き物も登場します。こんな生き物が、恐竜時代にいたことにも驚き。

 ほとんど覚えられない恐竜の名前も、好きな子にとってはハードルは低いようで、いつも感心しています。カタカナを覚えるのも大変な気がしますが、それが障害になることもなさそうです。