どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

ニニのゆめのたび

2020年08月30日 | 絵本(外国)

      ニニのゆめのたび/アニタ・ローベル・作 まつかわまゆみ・訳/評論社/2012年

 

 街の中に住むニニでしたが、部屋の中のいっぱいの荷物をみて、みんなでかけるみたいで「あら、いやだ」と独り言。

 荷物のバッグのうえに すわりこんだり、靴の間でねそべったり、ギターの上に すわったり。

 つかまって入れられたのはバッグの中。はじめ ないていましたが こえはだんだん小さくなって・・・。

 夢の中で雲に乗って夜空をただよい、気球で空をとび 舟で海を渡り、象の背中に乗ったり、木馬の上でゆられたり。

 夢から覚めると、そこは木々がいっぱいで、小鳥が羽ばたき、蝶が舞う風景。新しい生活のスタートです。

 家族は一切えががれていません、どんな飼い主だったのでしょうか。