まちがいさがしにようこそ/斉藤倫・うきまる・作 及川賢治・絵/小峰書店/2019年
いい天気の日、おとうさんとおかあさん、犬のころと、ぼくが引っ越したのは「まちがいまち!」。
到着してすぐに目にとびこんできたのは「あなばたけ」。あなを そだてています。
町の人が忙しそうにかけているのは、携帯電話ならぬ「兵隊でんわ」。
町の住宅の屋根には、煙突ならぬ「鉛筆」。
駅の改札では、定期ならぬ「ケーキ」をみせて 通ります。
バスは、椅子ならぬ「リス」に 座ります。
池のフラメンコ、水族館でマンゴーが泳いでいたり、金魚すくいでは、人魚をつり、駒回しならぬ熊回しと、あれれと思うばかり。
「言葉遊び」ですが、ちょっと例が多すぎて、ちょっとついていけないところも。
普段当たり前と思っているものでも、視点を変えると見えるところもありそうです。