パソコンサポート Q & A

パソコン講習会で寄せられた質問を解説しております。

Windowsキーとは?

2008年10月31日 | Windows
Windowsキーとは、キーボードの「Ctrl」と「Alt」の間にある窓のロゴが付いたキーのことです。

Windowsキーは、アルファベットキーと組み合わせて押すことでさまざまな処理を呼び出せますから大変便利なものです。ぜひ使いこなしてみてくださいね。

以下のような操作が可能です。

[Windows]+[D]     → デスクトップを表示/表示前に戻す

[Windows]+[E]     → エクスプローラを起動

[Windows]+[F]     → ファイルを検索

[Windows]+[L]     → 画面をロック

[Windows]+[M]     → 全ウィンドウを最小化

[Shift]+[Windows]+[M] → [Windows]+[M]実行前に戻す

[Windows]+[R]     → ファイル名を指定して実行

[Windows]+[U]+[U]   → Windows XPの終了

[Windows]+[Pause]   → 「システム」のプロパティを表示

[Windows]+[Tab]    → タスクバーのウィンドウを順に選択




IMEにある「カタカナ英語辞書」とは?

2008年10月31日 | MS-IME
「カタカナ英語辞書」とは、カタカナ表記から英単語を導く辞書です。

「カタカナ英語辞書」をオンにすると、例えば「パソコン」と入力すると「Personal Computer」へ変換できるようになります。

英語のつづりが分からなくても簡単に変換でき、大変便利ですね。

「カタカナ英語辞書」をオンにする方法

【手順】
1.「IME」(言語バー)のプロパティをクリックします。


2.「辞書/学習」タブを選択し、「カタカナ英語辞書」のチェックボックスをオンにします。




ページ番号を「2」から印刷したい

2008年10月24日 | Excel
ビジネス文書を作る場合、すべてのページをExcelだけで作るとは限りませんね。

ご質問いただいた方も、1ページ目をWordで作り、2ページ目以降をExcelで作った表やグラフにして印刷したいのだが、Excelの1ページ目のページ番号が「2」となるように印刷するのにはどうすればよいのだろうか、とのことです。

以下のようにします。
(余白の左下部分に印刷するという設定で説明していきます)

1.メニューの「表示」をクリックし、「ヘッダーとフッター」をクリックします。
  (「ファイル」-「ページ設定」でもOKです)

2.「ページ設定」ダイアログボックスが表示されますので、「フッターの編集」をクリックします。



3.「フッター」ダイアログボックスの左側(ページ番号を表示させるエリア)をクリックし、「ページ番号」ボタンをクリックします。



次に、ページ番号を「2」から始めるための設定を行います。

4.「ページ」タブをクリックし、「先頭ページ番号」を「2」に書き換えます。



これで、印刷の際に、ページ番号が「2」から始まるようになります。


祝日や独自の休日も自動的に書式を設定する

2008年10月23日 | Excel
ワークシート上に日付データが入力されているとき、条件付き書式でWEEKDAY関数を使えば土曜日や日曜日のセルだけ自動的に書式を変更することができますね。
ご質問いただいたのは、祝日や行事なども書式を設定したいということでした。

こういう場合は、WEEKDAY関数だけで判定することはできません。

セルの塗りつぶしの例を示しながら説明していきます。
データには、左側が日付(カレンダー)、右側には書式を設定したい祝日や行事のデータを入力しておきます。



今回は「A列」に日付、「B列」に行事を入力すると仮定して説明します。
(「1行目」を列見出しにしますので、条件付き書式設定の対象となるデータは2行目から入力するものとします。)
 
1.条件付書式を設定したいセル範囲を選択します。

2.メニュー「書式」をクリックします。

3.「条件付き書式」をクリックします。
 「条件付き書式」ダイアログボックスが表示されます。

4.「条件1」で「数式が」を選択し、右のボックスに次のように入力します。

=MATCH($A2,$D$2:$D$3,0)>0


MATCH関数は、指定したデータをセル範囲から検索する関数です。
上記の式では、セルA2のデータをセル範囲D2:D3の中から探し、見つかった場合はその位置を返します。



これで、指定した休日のセルの色が変わります。

では、B列に行事名も自動的に表示するようにしましょう。
これは「VLOOKUP」関数を使います。

VLOOKUP(A2,$D$2:$E$3,2,FALSE)

しかし、これでは、該当しない日付はすべて「#N/A」というエラーが表示されてしまい、見栄えが悪くなります。
そこで「IF」関数と「ISNA」関数を使って、もしエラーになるようなら何も表示せず、該当する日付が存在する場合だけ行事が表示されるようにしましょう。
以下の式を入力し、下方向にもコピーします。

=IF(ISNA(VLOOKUP(A2,$D$2:$E$3,2,FALSE)),"",VLOOKUP(A2,$D$2:$E$3,2,FALSE))


これで、指定した日付の隣(B列)に行事名も表示できます。

非表示の列を除いてコピーしたい

2008年10月20日 | Excel
Excelでは、行や列などを非表示にすることができますが、その表を別の場所にコピーすると、隠しておいたデータも一緒にコピーされてしまいます。
非表示にしていた部分は抜いてコピーしたい場合もありますね。

こういう場合は、一手間加えるだけで簡単に解決できます。

[手順]

1.コピーしたいセル範囲を選択します。

2.「Alt」キーと「;(セミコロン)」キーを押します。

3.「コピー」ボタンをクリックします。

4.コピー先を指定し、「貼り付け」ボタンをクリックします。

これで、表示されていたデータだけをコピーすることができます。


郵便番号を "-" で区切りたい

2008年10月20日 | Excel
Excelで住所録を作成するさいに、郵便番号の記号入力が面倒くさいので自動的に表示させられないかとのご質問です。

これは「表示形式」を設定すれば簡単に解決できます。

1.郵便番号を入力するセルを選択します。

2.メニュー「書式」をクリックし、「セル」をクリックします。

3.「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示されますので、「表示形式」タブをクリックします。

4.「分類」リストボックスで「ユーザー定義」を選択し、右側の「種類」ボックスに「000-0000」と入力し「OK」をクリックします。

これで、セルに1111111と入力すれば、3桁目と4桁目の間に「-」が挿入されて111-1111と表示されます。


「セルの書式設定」ダイアログボックスで入力した「000-0000」の「0」は、桁数と考えればよいですね。


同じ要領で、電話番号も自動的に「00(0000)0000」のように( )で区切ることができますが、地域によって( )の位置が違うので全国に散らばっている人の住所録には使えませんが、地域限定などのときには便利ですし、市外局番を省いて入力する場合などにも使えます。




数式が参照しているセルの選択

2008年10月20日 | Excel
セルに入力している計算式の参照セルを知りたいとのことです。

結論から述べますと、計算式が入ったセルから参照元まで青色の線が引かれる方法と、参照元のセルを一度で選択する方法があります。

まず、青色の線が引かれる方法です。

1.計算式が入ったセルをアクティブセルにします。

2.メニューの「ツール」をクリックし、「ワークシート分析」→「参照元のトレース」をクリックします。

これで、アクティブセルから参照元まで青色の線が引かれますので参照の関係がはっきりします。

次に、参照元のセルを一度で選択する方法です。

1.計算式が入ったセルをアクティブセルにします。

2.「F5」キーまたは、メニュー「編集」→「ジャンプ」を実行します。

3.「ジャンプ」ダイアログボックスが表示されますので、「セル選択」ボタンをクリックします。

4.「選択オプション」ダイアログボックスが表示されますので、「参照元」のチェックボックスをオンにします。

5.「OK」をクリックします。



これで、アクティブセルに入力されている計算式が参照しているセルが選択状態になります。


「参照元」で説明しましたが、「参照先」を選択する場合も同様の方法で操作できます。
「参照元」→「参照先」と置き換えて操作してみましょう。

キーボードだけでセルの範囲選択をしたい

2008年10月16日 | Excel
ワークシートのセル範囲をキーボードだけで選択したいとのご質問です。

普通に、セル範囲を選択するには「Shift」キー + 矢印キーが便利ですね。

では、離れている(連続していない)セルの選択はどうでしょうか?
マウスを使うときは「Ctrl」キーを押しながら操作すれば、連続しない飛び飛びのセル範囲を選択できますね。
ところが、マウスを接続していないノートパソコンではなかなか大変ですね。Ctrlキーを押し続けながらタッチパッドを操作するのは面倒ですし、難しい操作です。
ご質問いただいた生徒さんもお困りのご様子でした。

それでは、連続していないセル範囲をキーボードだけで選択する方法です。
まず、普通にセル範囲を選択しましょう。
これは、「Shift」キー + 矢印キーでしたね。

次に、「Shift」キー + 「F8」キーを押しましょう。

この後、矢印キーで次の選択範囲へ移動します。
(矢印キーでアクティブセルを移動できます)
このとき、最初の選択範囲がクリアされないことを確認してくださいね。

あとは、必要なだけ「Shiftキー + 矢印キー」、「Shiftキー + F8キー」 、「矢印キー」を繰り返します。

Word で作った資料を PDFにしたい

2008年10月16日 | Office2007
Word 2007 で作成した文書を PDF に変換すると、Word がインストールされていないパソコンでも、そのまま見ることができ、便利ですね。

office2007では、マイクロソフトのアドインをインストールすれば、簡単に PDF に変換できます。

マイクロソフトのアドインは、2007 Microsoft Office プログラム用 Microsoft PDF/XPS 保存アドインのページにアクセスして、[続行] をクリックし、画面の手順に従うと簡単にインストールできます。

次に、ご質問いただいた「Word」ファイルを「PDF」ファイルに変換する手順を説明します。

1.Word 2007 で文書を開きます。

2.[Office] ボタンをクリックし、[名前を付けて保存] の [PDF または XPS] をクリックします。

3.[PDF または XPS 形式で発行] ダイアログ ボックスが表示されますので、[ファイルの種類] を [PDF] にし、ファイル名を指定して、[発行] をクリックします。

これで、「PDF」ができます。


PDF というのは、パソコンやアプリケーションの種類が違っても、同じレイアウトで文書を表示できる代表的なファイル形式のことです。


対象となる Office 製品は以下のとおりです。
・Microsoft Office Access 2007
・Microsoft Office Excel 2007
・Microsoft Office InfoPath 2007
・Microsoft Office OneNote 2007
・Microsoft Office PowerPoint 2007
・Microsoft Office Publisher 2007
・Microsoft Office Visio 2007
・Microsoft Office Word 2007


表の分割位置を調節する

2008年10月15日 | Word2007
縦に長い表を作成すると、改ページ位置で表が分割されます。
初期設定では、長い行の途中でページが変わる場合、改ページが自動的に挿入されて、行が2つのページに分割されます。

表が複数のページにまたがる場合は、必要な情報が見やすく表示されるように、表を調整できます。

表の途中で改ページされないようにするには次のようにします。

1.表をクリックします。

2.[表ツール] の [レイアウト] タブをクリックします。

3.[表] の [プロパティ] をクリックし、[行] タブをクリックします。

4.[行の途中で改ページする] チェック ボックスをオフにします。



表の特定の箇所で強制的に改ページするには次のようにします。

1.改ページする行をクリックします。

2.Ctrl キーを押しながら Enter キーを押します。