パソコンサポート Q & A

パソコン講習会で寄せられた質問を解説しております。

「ヘルプ」メニューがない!

2007年04月30日 | Office2007
機操作に迷ったときなどに役立つものが「ヘルプ」ですね。
Office 2003までは「ヘルプ」メニューが存在して、プルダウンメニューから実行できましたが、Office 2007では「ヘルプ」メニューがありません。

Office 2007の画面をよく見ると、画面右上にブルーの円の中に「?」マークが入ったアイコンがあります。実はこれが「ヘルプ」です。

クリックするとヘルプ画面が開き、機能や目的の一覧がでてきます。一覧から名前をクリックすると、その機能や使い方の説明が表示されますので、詳細な情報へとたどっていくことができます。


「ヘルプ画面」の「検索」機能を使って、探したい情報を素早く調べることもできます。
「検索ボックス」にキーワードを入力して「検索」ボタンを押せば、探したい機能をいち早くみつけられるようになっています。


なお、インターネットに接続していない状態では、インターネット上にある「Office Online」の最新ヘルプ情報は盛り込まれず、パソコン内にインストールされたヘルプ情報のみを表示します。その際、「Office Online」に接続していない旨が表示されます。接続するには、ヘルプ画面右下の「オフライン」をクリックして「Office Online コンテンツを表示」を選びます。接続されると「オフライン」表示が「Office Onlineに接続」に変わります。

マウス操作ができない

2007年04月28日 | Windows
何らかの不具合によって、マウス操作ができなくなってしまうことがあります。
そのようなとき、キーボードの操作が可能であれば、キーボードからの入力で、マウス操作と同様にコントロールすることができます。
キーボードによるコントロールができれば、強制再起動を行わずに、Windowsを正常終了することができます。

Windowsパソコンで、マウス操作ができなくなった場合の操作方法

項目間移動は「Tabキー」で行います。

ウィンドウ間の移動は「Altキー」、「Tabキー」を同時に押すことで行います。

ウィンドウ内(デスクトップの場合も)のアイコン間の移動は「矢印キー」および「PageUPキー」、「PageDownキー」で行います。

実行は(ダブルクリック)「Enterキー」で行います。

・実行中のアプリケーションの終了、ウィンドウのクローズは「Altキー」、「F4キー」を同時に押すことで行います。



WordやExcelが終了しない

2007年04月27日 | Office2007
「Office 2007」では、ExcelやWordなど複数のファイルを開いている際、アプリケーション(ソフト)を終了しようと画面右上の「×」ボタンを押してもアプリケーション(ソフト)は終了しません。

開いているファイルが1つの場合は「×」ボタンでアプリケーション(ソフト)も終了できるが、複数開いている場合は、「×」ボタンでは開いているファイルがひとつずつ終了するだけです。

ExcelやWordなどアプリケーション(ソフト)そのものを終了するには、Office」ボタンから操作します。

「Office」ボタンをクリックして開くメニュー画面の右下にある「Excelの終了」(Wordの場合は「Wordの終了」)ボタンクリックします。


ファイルに変更がある場合は保存するかどうか確認画面が出ます。

デスクトップに「マイコンピュータ」アイコンを表示したい

2007年04月25日 | Windows Vista
Windows Vistaでは、Windows XPの「マイコンピュータ」に相当するものを「コンピュータ」と表現しています。

初期状態のWindows Vistaのデスクトップには、「ごみ箱」以外のアイコンは表示されません。
(メーカーが独自にアイコンを付け加えていることもあります)。

このデスクトップに「コンピュータ」や「ネットワーク」(Windows XPの「マイネットワーク」に相当)といったアイコンを表示したい場合は、次のようにします。

スタートメニューを開き、デスクトップに表示したい項目を右クリックして、表示されるメニューから「デスクトップに表示」を選びます。


非表示に戻したいときは、同じ操作でチェックを外します。


「コントロールパネル」の「デスクトップのカスタマイズ」を開き、その中の「個人設定」を開いてウインドウ左側にある「デスクトップアイコンの変更」をクリックすることでも、これらのアイコンを表示するように設定できます。

パソコンを簡単に終了したい

2007年04月25日 | Windows Vista
Windows Vistaでは、終了(スリープやシャットダウン)、再起動、ログオフなどはスタートメニューから選択します。
しかし、いちいちスタートメニューを開いてメニューをたどるのも面倒ですね。ショートカットキーで終了ダイアログを起動すると手間が省けます。

[手順]
デスクトップをアクティブな状態にして(デスクトップの空いている場所をクリックします。
[Alt]キーと[F4]キーを同時に押します。
これでWindows XPと同じような終了ダイアログが表示され、「ロック」を除き、シャットダウンや再起動などスタートメニューと同じ項目を選択できるようになります。
項目を選択したら「OK」をクリックします。



新規ファイルはどこから作る?

2007年04月24日 | Office2007
Office 2003までは、ツールバーに「新規作成」ボタンがあり、クリックするだけで新しいブックや文書が作成できました。
しかしOffice 2007にはそのようなボタンが見当たりません。

Office 2007で新規ファイルを作るには、「Office」ボタンをクリックします。
メニューが表示されたら、「新規作成」をクリックします。

Excelの場合、「新しいブック」画面が開くので「空白のファイル/最近使用したテンプレート」欄にある「新しいブック」をクリックしてから「作成」ボタンを押すと作成できます。ほかに、テンプレートを開いたり、既存のファイルからデータはそのままに新規ファイルとして作成することもできます。

・Wordの場合は「新しい文書」画面が開くので「空白のファイル/最近使用したテンプレート」欄から「白紙の文書」を選びます。「白紙の文書」を選ぶと新規ファイル画面が開きます。


ファイルメニューがない?

2007年04月21日 | Office2007
Excel 2007やWord 2007など、Office 2007製品は、2003までと画面がかなり変わっています。

なかでも、ファイルを開いたり保存したり、ページ設定を行う「ファイル」メニューがない点には驚かれる人も多いことでしょう。

実はOffice 2007から新たに加わった「Office」ボタンに、2003までの「ファイル」メニューにあった機能のほとんどが備わっているのです。
画面左上にある「Office」のマークを表示しているのが「Office」ボタンです。

「Office」ボタンをクリックすると、「新規作成」や「名前を付けて保存」などのメニューが表示されますので、2003までと同様に、メニュー名をクリックして実行します。

2007形式で保存したファイルを2003で開けますか?

2007年04月21日 | Office2007
例えば、Excel 2007で作成して保存した2007形式のファイルをExcel 2003で開こうとすると、
このファイルは新しいバージョンのMicrosoft Excelで作成されたものです。このファイルを作業可能にするために、互換機能パックをダウンロードしますか?」
というメッセージが出ます。
「はい」ボタンをクリックすると、マイクロソフトのウェブサイトにつながり、ダウンロード画面が表示されます。

互換機能パックはマイクロソフト社が無償で提供するツールで、インストールすると2007形式のファイルを開けるようになります。

互換機能パック画面の下に表示される「ダウンロード」ボタンを押すします。

「ファイルのダウンロード-セキュリティ警告」画面が表示されます。
「保存」ボタンを押すとパソコンに保存し、後からインストールすることもできます。
「実行」ボタンを押すとダウンロードとインストールが開始されます。
途中、インストールの確認画面が出たら「実行する」ボタンを押します。規約画面を一読し、ライセンス条項に同意するをチェックして「次へ」ボタンを押します。完了を伝える画面を「OK」ボタンで閉じたらインストールは完了です。


下位バージョンのOfficeソフトで2007形式のファイルを開こうとすると、変換中を表す画面が出てきます。
変換が終わるとファイルが開きますが、下位バージョンで再現できない部分があると自動的に処理され、2007形式とは異なる表示になる場合もあります。そのようなファイルの場合、セルの背景色が再現されず、2002で表示できる範囲で変換されています。

このように、下位バージョンでは編集できないオブジェクトが含まれている場合は、読み取り専用で開くこともありますので、ファイルに変更を加えるときは、別名のExcel 2007ブックとして保存するとよいでしょう。


全角と半角を変換する

2007年04月21日 | Excel
 ワークシート上で全角数字と半角数字が混在していると見栄えが悪いですね。
複数の人が分散して入力したデータを結合したり、テキストファイルをワークシートに貼り付けた場合にも、全角半角混在問題は発生します。こんなときには、ワークシート関数を使って一括変換しましょう。

・使用する関数は「ASC」関数と「JIS」関数です。

ASC関数は「全角→半角」
JIS関数は「半角→全角」に変換する関数

ASC関数は、すべての全角文字を半角に変換する関数です。漢字やひらがななど半角にできない文字は無視されます。

半角文字を全角に変換するにはJIS関数を使います。

こうして一括変換した結果を元のセルに上書きすればいいのですが、普通にコピーしたのではうまくいきません。関数が入力されているセルをコピーすると、関数そのものがコピーされてしまうからです。

関数の結果をコピーするときは、貼り付けるときに「形式を選択して貼り付け」を選択し、ダイアログボックスから「値」をチェックして「OK」ボタンをクリックします。
これで元データには、全角半角を一括変換した結果がコピーされます。

セルをコピーしても列幅が反映されない

2007年04月21日 | Excel
セルをコピーするにはいろいろな方法があります。
セルをドラッグしたり、「編集」→「コピー」を選択したり、あるいは、Ctrl+Cなどのショートカットキーを使ったりしますね。
複数の同じようなデータを作成するときは、既存のセルをコピーして使い回すと、作業の効率化が図れますがセルをコピーしても、列幅が反映されないのは不便ですね。
列の幅は、セルではなく列に記録されているので、いくらセルをコピーしても反映されないのです。
こんなときは、列全体を選択してから「コピー」→「貼り付け」を実行します。
これで列幅が反映されます。


Excel2007の場合
1.セルをコピーします。
2.貼り付けたセル範囲の右下に表示される「貼り付けのオプション」ボタンをクリックして「元の列幅を保持」をクリックします。

これで列幅も一緒にコピーされます。