パソコンサポート Q & A

パソコン講習会で寄せられた質問を解説しております。

フォルダの種類を変更する

2006年11月24日 | Windows
Windows XP Home Edition/Professionalには、「ファイルの種類」という定義が設定されています。
保存するファイルの種類にあわせて「フォルダの種類」を設定することで、画像ファイルなどの場合にはファイルのアイコンが縮小画像になる等のメリットがあります。
初期設定で[マイピクチャ]フォルダは[画像]、[マイミュージック]フォルダには[音楽]の「フォルダの種類」が割り当てられていますが、その他のフォルダについても「フォルダの種類」を変更することができます。

【手順】

1.「フォルダの種類」を変更するフォルダを右クリックして表示されるメニューより[プロパティ]を選択します。

2.[(フォルダ名)のプロパティ]画面が表示されるので、[カスタマイズ]タブ-[フォルダの種類]プルダウンメニューをクリックして表示される一覧より目的のフォルダ種類を選択して[OK」]ボタンをクリックします。

不要なファイルを削除する方法

2006年11月24日 | Windows
ハードディスク内に不要なファイルが大量に保存されていると、ハードディスクの空き容量が不足していき、動作が不安定になってしまいます。
これらの不要なファイルを検索/削除する機能として「ディスククリーンアップ」機能があります。

■ディスククリーンアップ」機能を使用して不要なファイルを削除する方法
1.[スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[システム ツール]-[ディスク クリーンアップ]をクリックします。

2.[ディスク クリーンアップ]画面が表示され、不要なファイルの検索が開始されるのでしばらく待ちます。

3.「ディスク クリーンアップを実行すると(選択しているドライブ)の空き容量が~KB増加します」と表示されるので、[削除するファイル]項目に表示されている
・[Temporary Internet Files]、
・[ごみ箱]、
・[一時ファイル]
 の3つのチェックボックスにチェックを入れて、[OK]ボタンをクリックします。

・Temporary Internet Files :
  インターネットのアクセスを早くするためにハードディスク内に保存されたWeb ページのファイル
・ごみ箱 :
  デスクトップに置かれている[ごみ箱]に入っているファイル
・一時ファイル :
  OS やアプリケーションが一時的に使用したファイル

※その他の項目を削除するとシステムに影響を与える可能性があるので削除しないでください。

4.「これらの操作を実行しますか?」と表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。

5.「このコンピュータにある不要なファイルを整理しています。」と表示されるので、この画面が消えるまでしばらく待ちます。画面が消えたらディスククリーンアップは完了です。


[詳細オプション]タブをクリックすると次の項目が表示されます。
・Windows コンポーネント :
  [クリーンアップ]ボタンをクリックすると、[Windows コンポーネント ウィザード]が立ち上がり、使用していないオプションのWindows コンポーネントを削除することが可能
 
・インストールされているプログラム :
  [クリーンアップ]ボタンをクリックすると、[プログラムの追加と削除]が立ち上がり、任意のアプリケーションを削除することが可能
 
・システムの復元 :
   [クリーンアップ]ボタンをクリックすると、最新の復元ポイントを残して、古い復元ポイントのファイルを削除することが可能

別のユーザーから「マイドキュメント」フォルダが見えないようにする方法

2006年11月24日 | Windows
Windows XP Home Edition/ XP Professional には、各ユーザー毎に「マイドキュメント」フォルダが設定されているので、1台のコンピュータを複数のユーザーで共有している場合でも自分専用の「マイドキュメント」フォルダを利用することができます。
しかし、「コンピュータの管理者」アカウントのユーザーでログオンした場合は、「マイコンピュータ」に他のユーザーの「マイドキュメント」フォルダも表示され、フォルダ内のファイルを閲覧することもできてしまいます。
これを解決するには、「マイドキュメント」フォルダを「プライベート」に設定することで、自分以外のユーザーの「マイコンピュータ」に表示されないようになります。また、ログオン用のパスワードが設定されていれば、エクスプローラなどを使用してもフォルダ内のファイルを閲覧することもできなくなります。


【手順】

※以下は、「管理者」ユーザーアカウントの「マイドキュメント」フォルダの設定を行う手順です。

1.設定変更を行うユーザーアカウント(ここでは「管理者」)でログオンします。

2.[スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択します。

3.[ファイル名を指定して実行]画面が表示されるので、[名前]コンボボックスに「C:\Documents□and□Settings」と入力して[OK]ボタンをクリックします。(□は半角スペースです。)

4.[Documents and Settings]フォルダの中身が表示されるので、設定変更を行うユーザー名のフォルダ(ここでは「T管理者」フォルダ)を右クリックして表示されるメニューの[プロパティ]を選択します。

5.[(ユーザーアカウント名)のプロパティ]画面が表示されるので、[共通]タブの[このフォルダをプライベートにする]チェックボックスにチェックを入れて[OK]ボタンをクリックします。

5-1.ログオン用のパスワードが設定されていない場合は[共有]画面が表示されるので、パスワードを設定する場合は[はい]ボタンを、設定しない場合は[いいえ]ボタンをクリックします。


パスワードを設定しなくても他のユーザーの「マイコンピュータ」には「マイドキュメント」が表示されないようになりますが、エクスプローラなどを使用した場合は、「マイドキュメント」フォルダにアクセスすることができてしまいます。
厳重に保護したい場合は、[はい]ボタンをクリックしてパスワードを設定することをおすすめします。

5-2.[はい]ボタンをクリックした場合は[ユーザーアカウント]画面が表示されるので、パスワードの設定を行います。

6.Windows からログオフします。

以上で設定変更は完了です。


ネットワーク上の共有フォルダをユーザー名やパスワードを入力しないで開く方法

2006年11月24日 | ネットワーク
ネットワーク上の共有フォルダにアクセス制御(アクセスできるユーザーを制限すること)が行われていると、共有フォルダを開く際に、ユーザー名やパスワードを入力する必要があります。
このような制限をかけておくことはセキュリティ上重要なことですが、多少不便になってしまいます。
そのような場合には、共有フォルダに制限をかけながらユーザー名やパスワードを入力しないで開けるようになります。

【設定方法 】
※共有フォルダを使用するコンピュータ」を「A」、「共有フォルダのあるコンピュータ」を「B」として記載しています。Windows XP の場合として説明しています。

1.「B」にユーザーアカウントを登録します。

「A」に登録されているユーザーアカウントと同じユーザー名、パスワードで、「B」にユーザーアカウントを作成します。

2.フォルダのアクセス許可にユーザーアカウントを登録します。

■共有フォルダのアクセス許可にユーザーアカウントを登録します。

【手順】
2-1.共有フォルダを右クリックし、表示されるメニューから[共有とセキュリティを選択します。

2-2.[○○のプロパティ]画面が表示されるので、[共有]タブ-[アクセス許可]ボタンをクリックします(○○は共有フォルダの名称)。

2-3.[○○のアクセス許可]画面が表示されるので、[追加]ボタンをクリックします。

2-4.[ユーザーまたはグループの選択]画面が表示されるので、「選択するオブジェクトを入力してください」と表示されたテキストボックスに手順1で登録したユーザーアカウントの名前を入力して、[OK]ボタンをクリックします。

2-5.[○○ のアクセス許可]画面にユーザーアカウントが追加されるので、アクセス許可の設定を行ってから[OK]ボタンをクリックします。

2-6.[○○のプロパティ]画面-[OK]ボタンをクリックします。

以上でアクセス許可の設定は完了です。


Windows XP Home Edition が動作しているコンピュータでは、この作業は行えません。

コンピュータにIPアドレスを設定する手順

2006年11月24日 | ネットワーク
Windows XP にてネットワークを構築する場合には、ネットワーク上のコンピュータ1台1台を識別するために、IPアドレスと呼ばれる番号を各コンピュータに割り当てる必要があります。
このIPアドレスは「192.168.0.155」のように「0~255」の4つの数字をピリオドで区切った形で表現され、同一のネットワークに参加している他のコンピュータとは別のIPアドレスを設定する必要があります。
また、IPアドレスを設定する際には、必ずサブネットマスクを設定する必要があります。このサブネットマスクによって、ネットワークの規模を設定することができます。

自宅などでネットワークを構築する場合、一般にIPアドレスを「192.168.0.0~192.168.0.255」もしくは「192.168.1.0~192.168.1.255」、サブネットマスクを「255.255.255.0」に設定します。

Windows XP がインストールされているコンピュータにおいて、IPアドレスを設定する手順は以下のとおりです。

■ IPアドレスを設定する手順
1.[ネットワーク接続]画面もしくは[ネットワークとダイヤルアップ接続]画面を表示します。

【手順】
<Windows XP Home Edition/ XP Professional の場合>
1-1.[スタート]-[コントロールパネル]を選択します。

1-2.[コントロールパネル]画面が表示されるので、「ネットワークとインターネット接続」をクリックします。

1-3.[ネットワークとインターネット接続]画面が表示されるので、「ネットワーク接続」をクリックします。

2.[ネットワーク接続]画面が表示されるので、IPアドレスの設定を行うネットワーク接続のアイコンを右クリックして表示されるメニューより、[プロパティ]を選択します。

3.[(ネットワーク接続アイコンの名称)のプロパティ]画面が表示されるので、[全般]タブの「この接続は次の項目を使用します」と書かれた一覧の中にある[インターネット プロトコル(TCP/IP)]を選択して、[プロパティ]ボタンをクリックします。

4.[インターネット プロトコル(TCP/IP)のプロパティ]画面が表示されるので、使用しているネットワーク環境に応じて下記のいずれかの設定を行います。

▲IPアドレスが自動で割り当てられる場合
ブロードバンドルーターやルーター機能内蔵ADSLモデムなどの「DHCP機能」が有効になっている場合には、IPアドレスが自動的に割り当てられるので、[IPアドレスを自動的に取得する]ラジオボタンを選択して[OK]ボタンをクリックします。

▲IPアドレスが自動で割り当てられない場合
クロスケーブルやHUB を介してコンピュータを接続している場合や、ブロードバンドルーターやルーター機能内蔵ADSLモデムなどの「DHCP機能」を無効にしている場合には、各コンピュータ毎にIPアドレスを設定する必要があるので、下記の手順を行います。

例;次の条件でネットワークを構築する場合の手順です。

・1台のブロードバンドルーターと2台のコンピュータ(PC1およびPC2)でネットワークを構築する。
・ブロードバンドルーターのIPアドレスは「192.168.0.1」、サブネットマスクは「255.255.255.0」

4-1.[次のIPアドレスを使う]オプションボタンを選択します。

4-2.[IPアドレス]テキストボックスに、IPアドレスとコンピュータに設定するIPアドレスを入力します。ブロードバンドルーターのサブネットマスクが「255.255.255.0」となっているため、「192.168.0.x」(x は2~255)を入力します。

・PC1 には「192.168.0.10」、PC2には「192.168.0.20」と入力します。

4-3.[サブネットマスク]テキストボックスに、ブロードバンドルーターと同一のサブネットマスクを入力します。

・PC1、PC2 共に「255.255.255.0」と入力します。
5.[(ネットワーク接続アイコンの名称)のプロパティ]画面の[閉じる]ボタンをクリックします。

6.以下の手順でコマンドプロンプトを起動します。

<Windows XP Home Edition/ XP Professional の場合>

[スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[コマンドプロンプト]を選択します。

7.[コマンドプロンプト]画面が表示されるので、「ipconfig」と入力して、「Enter」キーを押します。

8.IPアドレスやサブネットマスクが表示されるので、手順4でIPアドレス等を手動で設定した場合には、正常にIPアドレスが設定されていることを確認します。

以上でIPアドレスを設定する手順は完了です。

また、「IP Address」と書かれた箇所に「0.0.0.0」や「169.254.xxx.xxx」と表示されている場合は、DHCP機能が機能していない、またはネットワークケーブルが接続されていないなどの問題が発生していますので、再度ネットワークケーブルやネットワーク機器との接続を確認してください。

pingの実行方法

2006年11月24日 | ネットワーク
pingとは、TCP/IPネットワークを診断するプログラムです。
pingを使用することで、ネットワーク上のコンピュータと正常に接続されているかを確認できます。他のコンピュータの共有フォルダが開けないなど、LAN環境にトラブルが発生した際に試せます。

【方法】

ネットワークに接続できないコンピュータから以下の操作を行います。

■コマンドプロンプトまたはMS-DOSプロンプトを起動する
1.[スタート]-[(すべての)プログラム]-[アクセサリ]-[コマンド プロンプト]または[MS-DOS プロンプト]を選択します。

2.[コマンド プロンプト]画面または[MS-DOS プロンプト]画面が表示されます。

■他のコンピュータにpingを実行する
ネットワークに接続できないコンピュータからLAN上の他のコンピュータにpingを実行することで、LAN環境のトラブルがネットワークの設定不備が原因か、ネットワークに接続できないコンピュータの問題が原因かを切り分けることができます。

1.[コマンド プロンプト]画面または[MS-DOS プロンプト]画面で次のように入力して、「Enter」 キーを押します。

ping (相手のコンピュータのIPアドレス)

2.相手のコンピュータから正常に応答がある場合、次のように表示されます。

Reply from (相手のコンピュータのIPアドレス):bytes=○○ time<○○ms TTL=○○

正常に応答がある場合は、ネットワークの設定不備の可能性がありますので、コンピュータアカウントの再確認や再登録、ネットワークの設定を再設定します。

応答がない場合は、次の操作を試してください。

■ネットワークに接続できないコンピュータ自身にpingを実行する
ネットワークに接続できないコンピュータからネットワークに接続できないコンピュータ自身にpingを実行することで、そのコンピュータの設定の不備が原因か、ネットワーク機能のトラブルが原因かを切り分けることができます。

1.[コマンド プロンプト]画面または[MS-DOS プロンプト]画面で次のように入力して、「Enter」 キーを押します。

ping (ネットワークに接続できないコンピュータのIPアドレス)

2.正常であれば、次のように表示されます。

Reply from (ネットワークに接続できないコンピュータのIPアドレス):bytes=○○ time<○○ms TTL=○○

正常に応答がある場合は、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイの設定が正しくない可能性がありますので、設定を再確認してください。
応答がない場合は、ネットワークドライバが正しく動作していない可能性があります。ネットワークドライバの再インストールを行ってください。

コンピュータのMAC アドレスを確認する方法

2006年11月24日 | ネットワーク
Windows NT4.0/ 2000/ XP には「IPCONFIG」というプログラムがOS に含まれています。
「IPCONFIG」は[スタート]ボタン-[プログラム]-[コマンドプロンプト]を起動し、「IPCONFIG /ALL」と入力して起動してください。

ちなみに、Windows 95/ 98/ 98SE/ Me には「WINIPCFG」というプログラムが、OS に含まれています。
「WINIPCFG」は[スタート]ボタン-[ファイル名を指定して実行]にて「WINIPCFG」と入力して起動してください。

英語のメールを日本語に翻訳する方法

2006年11月21日 | Outlook
英語や中国語のメール、読むのが大変です。そんなとき、Outlookが翻訳してくれます。Outlook 2003では、Microsoft Office 2003に用意されている、ローカルとオンラインの二か国語辞書と、 Web上の翻訳機能を使った翻訳サービスを利用することができます。
選択した文字列の翻訳結果が[リサーチ]作業ウィンドウ に表示されます。

メッセージの翻訳手順

1.メッセージの翻訳したい部分を選択して右クリックし、[翻訳]を選択します。

2. 作業ウィンドウに、翻訳結果が表示されます。


作業ウィンドウの境界線をドラッグして、表示範囲を広げることができます。
作業ウィンドウに表示された翻訳を選択し、右クリックして、コピーすることもできます。








削除済みアイテムからメールを復元する方法

2006年11月21日 | Outlook
間違ってメールを削除してしまっても慌てることはありません。
削除してしまったメールを復元できます。
[Delete]キーなどを使って削除したアイテムは、[削除済みアイテム]フォルダに移動されます。
[削除済みアイテム]フォルダでさらに削除を実行するとアイテムは完全に削除され、通常は元に戻すことができません。ただし、管理者の設定によってはこの完全に削除されたアイテムを復元することができます。

完全に削除されたアイテムの復元

1.[削除済みアイテム]フォルダを選択し、[ツール] メニューの[削除済みアイテムを復元]をクリックします。

2.[次の場所から削除済みアイテムを復元]ダイアログボックスで、元に戻すアイテムをクリックし、[選択されたアイテムを復元]ボタンをクリックします。

3. 選択したアイテム[削除済みアイテム]フォルダに復元されます。

ファイルのプロパティから個人情報を削除する方法

2006年11月21日 | セキュリティ
作成した文書の作成者名や会社名は、場合によっては個人情報や会社の情報の流出源ともなります。社外にOfficeで作成した文書を渡すことが多い場合には、文書の保存時に作成者名や会社名を自動的に削除する設定をしておくと安心です。

プロパティからの個人情報の削除
設定手順(Wordのファイル)

1.ファイルを開き、[ツール]メニューの[オプション]を選択します。

2.[セキュリティ]タブを選択し、[保存時にファイルのプロパティから個人情報を削除する]チェックボックス をオンにします。

3.[OK]ボタンをクリックして、ダイアログボックスを閉じます。