さじかげんだと思うわけッ!

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山梨心霊スポット 峡東編

2008-08-02 21:37:30 | 山梨心霊スポット

山梨における心霊のメッカは、峡東地方でしょうか。それぐらい多いです。

花魁淵(塩山)

県下無双と恐れられるのがここ、花魁淵です。テレビで取り上げられてから、爆発的に有名になりました。言われは省きますが、殺された遊女の霊が出るとか、女性がここを訪れると取り憑かれるなどといいますね。
ところで、ここは大変紅葉が美しいところだそうで、紅葉に覆われた木々が花魁を連想させたことから、明治時代にそう名付けられたとも言います。

大菩薩峠(塩山)

中里介山()の小説で有名な大菩薩峠。この峠を構成する大菩薩嶺は、山梨百名山にも数えられ、気候の良い季節には多くの登山者やハイカーでにぎわいます。
わたしは知らなかったのですが、地元ではたいそう有名な「磨の峠」「死の峠」だそうです。いうには、「青木ヶ原樹海」にも匹敵…それ以上だというほど。
霧で峠に迷い込み、霧が晴れたときには足下に大量の白骨があったというカメラマンの話や森の中を人一人がとぼとぼ歩いていくので、うっかりついていくと森の奥深くまで迷い込み、いつの間にか追いかけていたはずの人影も見えなくなってしまったなど。
わたしは車で近くまで赴いたんですけど、道に迷って大菩薩峠の入り口までいってしまったことがあります。

塩山周辺は多いですね。以下、列挙しましょう。
柳沢峠(塩山)
広瀬ダム(三富)
水晶山(塩山)

ほかにもいわくつきの土地は多いようです。

しかし、峡東はこれで終わりではありません。

オムツ塚(山梨)

呪いってのが今もあるかどうかは知れませんが、このオムツ塚は有名なところだそうです。
何でも昔、好色な庄屋がオムツという嫁入り前の娘を襲おうとして拒絶され、怒った庄屋はオムツを、それはそれは凄惨な方法で殺してしまいます。恨んだ母親はおむつの墓に栗をばらまき、「おむつや、庄屋が憎いのなら、この栗の数だけ庄屋を呪い殺せ」と言葉をかけると、庄屋は気が狂って自殺してしまったそうです。
以来、7月15日はオムツの霊を慰める法要が行われているそうです。

笛吹川フルーツ公園(山梨)

現代山梨の新名所ですね。ここからの甲府盆地の眺めは、新日本三大夜景の一つにも数えられております。
しかし、ここもそういう噂が多いところだそうです。
しかも、夜景スポットですから、結構目撃者も多いらしいですね。わたしの友人にも見た人がいるらしいですよ。
まぁわたしも夜景を眺めにいきましたけど、ぜんぜん見も感じもしませんでしたけどね。

旧御坂トンネル・御坂峠(御坂)

「山梨 心霊スポット」で検索すると、まず最初に出てくるのがこの旧御坂峠周辺です。
三角帽をかぶったお坊さんの幽霊や、デートドライブ中、このトンネルに近づくと彼女に霊が乗り移って崖に落とそうとするとか。様々です。
まぁわたしの中で御坂峠といえば、「井伏氏が放屁なされた」地だという方が印象に残っているのですが。

そして、峡東の大和村にある天目山は、武田家終焉の地です。
しかも、武田二十四将にも数えられる譜代家老衆・小山田信茂(1539~1582)の裏切りという、残念無念の、非業の死を迎えたわけですから、武田家の遺恨に由来する心霊スポットが多くあります。

諏訪神社(大和)

甲斐大和駅脇にある由緒正しい神社ですね。ご存知の方も多いかも知れませんが、この神社には切ると不幸があるという木があります。
JR中央本線の架線に引っかかるというので切ろうとすると、身内に不幸があったり、事故にあったりといろいろなことがあったようです。
これもいつかテレビでやっていたので、それで爆発的に知名度があがったようです。

当然、終焉の地である天目山(大和)初鹿野・田野(大和)なども名高い心霊スポットのようです。
心霊話は別にして、ちょうどフルーツがおいしい時期ですから、甲州市あたりは今が絶好の観光シーズンです。
ぶどう狩り、桃狩りのついでに、武田史跡巡りも良いのではないでしょうか。

明日は最終日。峡南・東部・富士五湖編です。

※ここであげたものは、わたしがインターネットで適当に調べた結果出てきたものです。
できるだけ裏付けをとってから載せているつもりですが、もし不快感を与えてしまいました申し訳ありません。
また、本当にその手のものが出てくるかどうかは責任持てません。
ご了承ください。