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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

旅するユーロ 2 南仏の旅 02

2019-01-24 | _ゴガク_

第17章 ジャン・ラシーヌを巡る
ユゼス
ジャン・ラシーヌJean Racine(1639-1699)劇作家。ギリシア神話、古代ローマを題材とした悲劇が有名。「もちろん演劇が好き」と冒頭に表明済みの貴子がそう説明してくれました。「ラシーヌって誰?」レベルの私がそれについていきます。代表作に「フェードル」。あなたは愛している 運命にはあらがえないのですねVous aimez. On ne peut vaincre sa destinee.プロヴァンス地方の西、ユゼスUzès。人口8,000人ほど。「フランスで最も美しい。」とまで言われているんですって。17世紀の邸宅が残っている街並み。映画ロケ地になったりしています。21世紀ロケ先で出会ったマダムにユゼスの印象を問うと、彼女はここが気に入ってパリから移住してきたとの事。○程よい大きさ・人との距離感/○美しい/○パリは何をするにも遠くまで行かなくてはならない(?パリっていろいろまとまった大都会なのかと思ってた。尺度をどこに置くかかな?)でですね、17世紀のラシーヌさんも遥々パリからやってきてユゼスが気に入ったのだとか。1年ほどユゼスに暮らした。がなかなか仕事を得ることができなかった。その間にいろいろな軋轢の気配を感じとっていったらしい。→そこが彼の作風へと膨らんでいく。(で次回に続く。)

第18章 ジャン・ラシーヌを巡る
ユゼス/アヴィニョン
Et nous avons des nuits plus belles que vos jours.あなたの過ごす日々より 美しい夜がある/ってラシーヌさん、随分断定的です。一文見本訳を取り上げて言ってしまうこちら側も断定的ですが。つまりは そんな夜があるのは確かかも知れない、そう降参しているということです。さて貴子とアルノは、ユゼス公爵邸へ。現在は17代目公爵。16代目がお屋敷(お城?)買戻し、一般開放型現住邸宅。貴子Q「何部屋あるんですかVous avez combien de pièces?」17代目A「わからない(数えたことがない)。Je ne sais pas.」やはり、やんごとないです(^_^)/。
Festival d'Avignonが有名だという演劇の都(+α♪橋の上で踊ろよ踊ろよ)、アヴィニョンAvignonへも二人やってきた。演劇三昧。エンゲキって、とても豊かな響き。展覧会系は何とかしよう(行ってみよう)と思われても、エンゲキのナンガツナンニチナンジからの「何時~」に合わせ(て出かけ)るのは本当にタイヘンだ!

第19章 ジャン・ラシーヌを巡る
アヴィニョン
(貴子とアルノ、歴史的建物を回り、演劇関係の人に会い、アヴィニョンの旅を満喫していました(^_^)/。)

第20章 ジャン・ラシーヌを巡る
旅をふりかえって
こうしてアヴィニョンの演劇人と演劇話花咲いている貴子を見ていると 彼女の美が日本人女優枠からアジアンビューティー的地域の広がった美に見えてくる(揺らいでくる?)変化の感じに浸りつつ、さて、今まで俳優さんを実際に見たことがあるのは何人くらいなのだろと 余計なことを考え始めた。“「は は は。」 と 通る笑い声”の佐野周二、木暮 実千代、池上季実子、風吹ジュン、小倉一郎…こんなところ(!)に何ずらずら書いてんだーでありますが、みんな買い物途中の時などに偶然見かけた人たちでみんなTVとかで見るよりもっともっとカッコよかった。特に、小倉一郎。へー、実際はこんなにもスタイリッシュな歩き方をする人なんだ、とどこか儚げな役どころの映像の印象との違いがくすぐったかった。(見かけたのは、30年くらい前の時の話なんですが。)

 

 


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