入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

      雨二モマケズ

2014年06月07日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 今日は下よりも上の方が雨足が激しい。気温は10度C丁度と寒いが、心配していた牛たちは来てみると、雨の中平気で草を食んでいる。そして腹が膨れれば群れをつくって、反芻のため濡れた草の上に腹這いになる。雨にぬれても、広い放牧地の方が、狭い牛舎よりもはるかにいいみたいだ。牛たちは素直で、警戒心もそれほど強くない。それになによりも草をよく食べる。大切に飼育されていた牛たちなのだろう。


  お前が主役?


  オレ(雌だけど)だよ

 信濃毎日新聞に昨日の入牧の記事が出ているというので、途中コンビニに立ち寄り入手する。マイッタナー、当然とはいうものの入牧頭数や、しょうもないコメントをした管理人まで明らかになってしまった。う、う。
 
 同紙の別のページには、鹿に痛覚刺激を与えるという忌避剤について、その効果を検証することが決まったという内容の、昨日伊那市で開かれた南アルプス食害対策協議会の総会に関する記事があり、興味深く読んだ。
 春先、鹿を捕獲すれば、たいがい雌鹿は子を孕んでいる。鹿の繁殖力の旺盛さにはいつも驚く。仮に忌避剤の効果があっても、では鹿はどこへ行くのだろう。高山植物を守ることができれば、それで済むわけではない。やはり、頭数を減らしていくことが迂遠のようで、問題解決の最短距離だと思う。
 どこでもできるわけではないが、アメリカのように夜間、サイレンサーを装着したライフルと発光機を使って駆除することを、真剣に考えた方がいい。それに、なにも猟友会だけに任せなくとも、他にそれのできる組織もある。関連するややこしい法律も少し緩和されたようだし。

 山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましては、6月2日のブログをご覧ください。
 
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