入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’18年「秋」 (54) 

2018年10月22日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 落葉が進み、森の奥が大分透けて見えるようになった。山桜はとっくに葉を落としたし、コナシの葉も半分ぐらいは散った。紅葉も、中には衰退を見せずに、その盛りで散っていくのもある。
 早朝の気温が今朝は零度を下回ったことを、日の当たらない草叢の氷結に気付かされた。この好天もきょうで終わるらしいが、そうなると季節は一気に進む。もしかすればきょうが、今秋最後の秋日和になるのかも知れない。そして11月に入れば、取水は外の放水場でやらなければならなくなる。いくら長い秋を望んでみても、季節の終わりがすぐそこまで来ている。

 作業道の整備、水源からの水道管の点検とその養生、まだ終わってない実生から生えた落葉松の始末、露天風呂のこと、牧を閉じるまでに1か月を切っり、やり残したことはそのくらいだろうか。少し材木が手に入ったから、ここら辺りの道標も作っておこうと考えている。
 テイ沢の丸太橋の補修はもうやらない。落葉松の水の吸い上げが終わっているから、伐っても皮を剥くのが面倒になる。本当なら、もう少し早くにそういうことをやって、丸太を乾かしておきたかった。来年は、下から5番目の橋の丸太を最低でも2本は取り換えるつもりでいるが、あそこは5メートルの長い丸太が必要で、それを担ぐにあまり太くては手に負えないと、細目にしておいた。しかし、夏の1週間ばかりの間に、500人以上の中学生があそこを通る。当然、痛みも早い。
 北原のお師匠は、本格的に法華道の整備にのめり込んだのは70歳を過ぎてからだと日頃よく言ってくれてる。しかし、師は酒も煙草もやらず、90歳の今なお、法華道の草刈りや倒木のことを自分で何とかしようと気を揉んでいる。申し訳ないが、不肖の弟子ではとてもそんな真似はできない。来年は、もしかすれば丸太など担げないかも知れないと案じているほどの体たらくだから。

 関西からの4人組は無事に帰っただろうか。お天気男の赤羽さんとご家族の秋のいい山歩きができたようで、何よりです。例の本読んだら感想を聞くのを楽しみにしてます。

 枯れ葉の積もった山道を歩きに来ませんか。小屋もキャンプ場も充分に余裕があります。FAXでも予約や問い合わせに対応できます。ご利用ください。入笠牧場の営業案内は「入笠牧場の山小屋&キャンプ場(1)」
「同(2)」をご覧ください。




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