入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’17年「冬」 (25)

2017年12月26日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 入笠の管理棟、山小屋の調査はすぐに済んだ。多分に形式的なものであった。東部支所の所長と共済の担当者も一緒に3人で、1台の車で行ったのだが、その判断は正しかった。
 思いの外雪は多くて、オオダオ(芝平峠)を過ぎるとさらに積雪は増え、、勾配のきつくなっている登り、カーブの連続する雪の道は、それなりの経験や運転技術を必要とした。いくら勝手知ったる雪道でも、もう一降りあれば、車で行くことはできなくなるだろう。例年のことを思うなら、半月ばかり季節の進み方が早い気がした。
 すぐに迎える年末は、車で行けるか否か、これで難しい判断をしなければならなくなった。行ける所まで車で行き、あとは歩くことにするか、それとも最初から法華道を行くか、あまり信用してない天気予報や天気図にも頼らなければならなくなった。
 
 帰り、千代田湖経由にしようなどと言ったのは、あとになってはとんでもない間違いだったと思い知らされた。オオダオから千代田湖に下る名無しの峠を過ぎると、下りになる。ここらからは日当たりが良い分風の通りもよく、雪が融けてその水が凍り、道路の上には氷が張り付いていた。慎重の上にも慎重に下ったが、3人乗ったジムニーのその重量と、対する氷化した道路の抵抗値の減少で、滑る、滑る。ABSの作動、制御不能、回転、後ろ向きのままの走行、それら同じことを湖に着くまでに3回も繰り返した。方向転換もできないまま恐らく、後ろ向きで下った距離の方が長かっただろう。
 ガードレールのない所では、よくも路肩を超えて転落、ということにならなかったものだし、そのガードレールの設置されていた所では、衝突を幾度となく覚悟した。スノータイヤの宣伝を、迂闊に信じてはいけない。

 NKZさん、貴重なアドバイス、ありがとうございました。

 冬季の営業については以下をクリックしてください。
「冬季営業の案内(’17年度」は、前年のものを流用している部分もあって、段落や改行がおかしく、見苦しいかも知れませんが何卒ご容赦を。少人数の場合は一応ご相談ください。また他の団体と計画が合えば、少人数でも管理棟の予備の部屋10畳ふた間を利用することができます。


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