昨夜は、やはり上に泊まった。「窮理の船」の乗船を待つうち霧が深くなり、出航を諦めた。奥山氏の隠れ家を訪うこともせず、鹿の夜間調査をした。そして、たらふく酒を飲んで寝てしまった。
鹿は第2検査場に10頭ほど、大沢山で5,6頭を目撃したが、専用のライトを持たないので、これだけでは何も言うことはできない。ただ日中は姿を潜めていても、夜間になると活動を始めるということだけは間違いない。以前は昼間でも、平然として草を食んでいた鹿だったが、それだけ注意深くなっている。
罠に関しても、同じ傾向が感じられる。「雷電様」の近くに4個掛けた罠で翌日1頭獲ったが、殺処分を1日延ばしたせいか、それ以来捕獲できていない。見せしめが効きすぎたのかも知れない。
それにしても、有害駆除まで仕事の一部になってしまうとは、予想もしなかったことだ。そのために、罠師の資格まで取り、猟友会にまで入って・・・。
今朝は4時に起きた。今7時になんなんとしているが、気温6度。ようやく山の影から太陽が登ってきた。今日も素晴らしい秋日和だ。別段誰かに強いられてしていることではないが、仕事の前にブログを上げてしまえるのは有難い、気が楽になる。
そうだそうだ、昨夜食べ残した栗ご飯を頂かねば。それにおでんまである。飲むと食べれなくなるので、昨夜はほとんど箸を付けてなかった。どうもここでは酒が入りすぎていけない。しみじみとした夜になる間もなく、不覚昏睡。
トライさん、どこの山へ行ってたの。この時期になると、久しく沙汰のなかった人からも声がかかる。OZWさん、TEL多謝。あなたも酔っていましたね。クク。それにしても、やまかっちゃんこと「百姓山勝里の芋」は元気にしているのだろうか。
雨に濡れた落ち葉を踏みしめ、たどり着いた湯檜曽川の畔で、かろうじて過した一夜のことが妙に懐かしい。今、谷川へ行ったら、どんな気持ち・感慨を味わうのだろう。
今日の写真は2枚ともご存知Ume氏の作品。ありがとうございました。
山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましては9月5、6日のブログをご覧ください。