千振

2010年10月20日 | その他植物









10月中旬写真。

 センブリ(千振)。
別名・トウヤク(当薬)、医者倒し。

日本中の日当たりのいい草地などに自生する、リンドウ科の越年草。
健胃の民間薬として有名で、生薬としての名は「当薬(とうやく)」。
非常に苦く、煎じて千回振り出してもまだ苦いとのことから、「千振」の名に。
古くは胃腸薬ではなく、ノミやシラミの殺虫剤として利用されたとのこと。

草丈は5~20センチ程度、細長い葉が対生する。
秋に、深く5裂し紫のストライプが入る白花を咲かせる。


 リンドウ科 スウェルティア(センブリ)属
属名のSwertiaは、16世紀オランダの園芸家Emanuel Sweertの名より。
花言葉は「きまぐれな愛」



10/20花

2010年10月20日 | その他
オニノゲシ。


たぶんカセンソウ。
こんな時期に咲くのは、おそらく夏に一度刈られたせいだろう。
マイマイガ大発生を契機に、このあたりの道端除草は徹底しているが、花撮りには大迷惑。


ハマギク。