10月中旬写真。
センブリ(千振)。
別名・トウヤク(当薬)、医者倒し。
日本中の日当たりのいい草地などに自生する、リンドウ科の越年草。
健胃の民間薬として有名で、生薬としての名は「当薬(とうやく)」。
非常に苦く、煎じて千回振り出してもまだ苦いとのことから、「千振」の名に。
古くは胃腸薬ではなく、ノミやシラミの殺虫剤として利用されたとのこと。
草丈は5~20センチ程度、細長い葉が対生する。
秋に、深く5裂し紫のストライプが入る白花を咲かせる。
リンドウ科 スウェルティア(センブリ)属
属名のSwertiaは、16世紀オランダの園芸家Emanuel Sweertの名より。
花言葉は「きまぐれな愛」