スピードリオン

2010年10月06日 | その他植物

10月上旬。








2009年8月下旬。

 スピードリオン。
別名・リオン、ケローネ、ケロネ、チェロネ、ジャコウソウモドキ(麝香草擬)。
英名・Turtlehead、Pink Turtlehead

北アメリカ南東部原産の、ゴマノハグサ科の耐寒性多年草。
花壇の植え込みや切り花に広く利用され、流通名は「スピードリオン」がもっとも一般的と思われるが、これは本来、早生の品種名。
草丈は最大で1メートル近くになるが、30センチ以下の矮性品種もあり、鋸歯のある葉が対生する。

7~10月ごろ、ピンク系または白色の花を咲かせる。
花の形がカメの頭に似ていることから、英名は「Turtlehead」。

「麝香草擬」のジャコウソウ(麝香草)はシソ科の多年草で、おそらく花が似ていることから。
ジャコウソウの属名では逆に、「Chelonopsis(Chelone属に似た)」となっている。
「リオン(Lyon)」は、種小名が「lyonii」とあるので人名だろうが調べきれず。(18、9世紀アメリカの植物学者John Lyon?)


 ゴマノハグサ科 Chelone(ジャコウソウモドキ)属
属名のCheloneは、ギリシア語のchelone(カメ)が由来で、花の形から。



10/6花

2010年10月06日 | その他
ニコチアナ(ハナタバコ)。


揃ってあんぐりと口を開けて驚愕しているコシオガマ。


マタタビの実。
ためしにひとつ食べてみたが、果肉はねっとりとしたオレンジ色でほのかに甘く、トロピカルフルーツ然。
ただあとになってピリピリとした辛さが舌に残り、これは本当に食べても大丈夫な実だったんだろうかと不安にさせられるあたり、なかなかやるやつです。