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カタクリ(片栗)。
別名・カタカゴ(傾籠、堅香子)。
山地の林下に自生するユリ科の多年草。
早春に顔を出して花を咲かせ、他の植物が茂る前の短い期間に栄養を蓄え、木々が葉を茂らせる頃には地上から姿を消して来年の春まで眠りにつくという、「スプリング・エフェメラル」。
花自体も、曇天や低温時には花びらは開かず、また1、2日で萎れてしまうと儚げ。
根から片栗粉をとる他、草も茹でて食するらしい。もっとも食べ過ぎると下痢をおこすとのこと。
名前の由来は去年記事参照。
他の説としては、
カタクリは開花するまでは1枚の葉だけ出して年々大きくなり、またその葉に鹿の子模様があることから、「片葉の鹿の子」が転訛して「カタカゴ」→「カタクリ」。
カタクリの実が栗の実の1片に似ていることから「片栗」。
ユリ科 エリトロニウム(カタクリ)属