2009年04月08日 | その他植物



新着写真。

ハシバミ(榛)。

山野に普通に見られるカバノキ科の落葉低木。
春に地味な風媒花を咲かせる。
枝の先にだらりと垂れ下がっているのが雄花。雌花はその付け根か下の節に咲いているが、知らずに見てもまず気づくことはない。
クリと同じようなタイプ。


このイソギンチャクみたいなのが雌花。
風媒花なので花びらはなく、蕊だけを突きだしている。
実は去年記事参照。

「ハシバミ」は、「葉皺(はしわみ)」、あるいは「榛柴実(はりしばみ)」の転訛とのこと。


 カバノキ科 コリルス(ハシバミ)属
属名のCorylusはギリシア語のcorys(兜)が由来で、実を包む総苞(そうほう)から。