9:40スタート。館山道を高速走行で南下。ビキニカウルをつけてから高速に乗るのは初めてです。その効果の程は如何に？ というところですが、台風明けも手伝ってかかなりの強風。怖くてスピードが上げられませんで、ハンドルも硬く握り勝ち。無風のトンネル内では少しでも筋肉を休めようとリラックスして更にスピードを出さないので、嬉しい体感にはほど遠かったです。でも意を決して乗ったお陰でカウル越しのETC動作は確認出来ました。ビキニカウルも、無かったらもっと大変な高速走行だったんでしょう。
写真は道の駅三芳村鄙の里。後ろに見えるのが一つめのミッション、ビンゴバーガー。南房のツーリングではしょっちゅうレポが上がってるので一度は食べてみないとと思っておりました。11時の開店に対して20分程前に到着。しばらく待ちましたが、そのお陰で一番乗りでした。
こちらがビンゴバーガー750円。とにかくボリュームがあって、それだけで値段は納得なんでしょう。ポテトとかあるけど、とてもサイドメニューを注文する余裕がお腹にありません。味の方は、パテは全体に軟らかく周りを焼き焦がしています。ボリューム同様肉々しい感じ。それにフレッシュトマトと生に近いたまねぎでバランスとってるのかな。概ね耳にする評判どおりボリュームがあって若者には喜ばれるでしょう。けど、私はまた食べたいとは思わなかったです。高いけどツインリンクもてぎにあったブリックヤードのハンバーガーの方がはっきりと「美味い！」と言い切れる贅沢なバーガーだったので好みです。おまけでキャンディくれました。
ひとつめのミッションをこなして、割と勝って知ったる街中ですがナビの通りに走ってみます。この格安ナビはおバカな上に、一般道選択すると極端に細い脇道を行きたがる事がわかりました。そのお陰でちょっと新鮮な気持ちで走れましたけど。クラブマンは高速の高回転一定で、ただハンドルにしがみついてるだけの走行より断然元気に走ってるよう。下から上まで使って吹け上がる鼓動との対話が出来る。やっぱりシングル・クウォーターの良さは街乗りですね。
ふたつめのミッションは長年お世話になった岩崎巴人先生を偲んで縁の地へ。この5月で丁度一周忌なんですが、震災の絡みで色々有耶無耶になってしまっていて、なにか立ち寄らなければ落ち着かなかった場所です。ご自宅の近くの防空壕で、中に遊び心溢れる絵が描かれています。この場所に立ち入ると、なんだか胸が高鳴りました。木漏れ日はもう夏の色。写真の公開は控えます。
みっつめも巴人先生縁の地。久しぶりに高台から房総の海を眺めました。こういう眺望が先生の愛した房総の景観のひとつなんですよね。ここでは序でに山歩きと洒落込みましたが、ちょっといい気になってオーバーワーク。ある地点を越えたら汗だくになりました。心肺機能だけじゃなく足にまできた。帰りを考えなきゃいけないのに。
さて、気になってたミッションは済まして、最後は自分のツーリングの為のミッション。南房に千葉県最大の落差を誇る増間ダムは坊滝というのがあるというので行ってみることに。元々私は山を駆しるのが好きな上、渓流も好きなのでこれこそ純粋に楽しみとして向かいました。写真がその坊滝。七滝巡りと称してここに辿り着くまで幾つかの見所があるのですが途中からは歩くことになります。ぬかるんでズブズブの地面に堆積した枯葉、そして崖から崩れた岩や石があってかなりハードです。私はGBで進んでしまい、泥だらけにしてしまいました。反省。というか、二輪で普通に行ける場所じゃないです。
滝は成る程立派ですが、ここなら以前行った清澄の不動尊の滝の方が素敵ですね。清澄山系は下地が岩盤で水が濁らずその名の通り澄んでます。落差もこちらに負けてない様な・・・でもまあ、人里離れた山深さという点ではこちらの方が自然がいっぱいではあるかもしれません。取り敢えずミッション・コンプリート。掲げていた4つが4つ無事にクリアできて嬉しいこと。
この後410号を使ってみんなみの里でお土産を買い帰路につきました。4:45到着、走行距離166km。珍しく洗車して泥を落とし終了。運動不足とライディング不足でクラッチ握る左手が痛くなりました。でも無事に走れた満足感で、全身は心地よい疲れでした。翌日である今日、全身筋肉痛になってますけどね。雨に降られなくてよかったです。
