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モッチリ遅いコメの距離感

オーディオルーム、シアター、注文住宅などに関してのblog。

注文住宅の間取り相談

2015-03-15 18:39:38 | 注文住宅-オーディオルーム関連
オーディオルーム付き一戸建て注文住宅の間取り相談に行ってきた。
3間(5.4m)×2.5間(4.5m)×天井高3.5mのオーディオルームを西側に付けることを依頼。
石井式リスニングルームで依頼した。
床は、強くしつつも、配管しやすくなるように土間コンに根太を置いて、フローリングを敷くような設計でお願いした。床の高さが下がることで少し

縦長で使用し、南面は最大5.2chのオーディオスペース、北面はDolby atmos対応11.2chのシアタースペースでいきたいと考えている。

構造は間口の大きくしやすい2×6で依頼。共振に気をつけないと行けないので、地面の高さを変えることが大事とのこと。同じ高さの床だと家の床全体が共振して、家の端まで音が伝わってしまう。

また、内壁や外壁の重ね貼りにも厚みを違うベニアを使うのも大事だとのこと。厚みや材質が変わることで共振周波数が変わってくれて共振しづらくなるとのこと。

営業ではなく建築士と相談したので石井式の構造をすぐ理解してくれた。話が早くて助かる。

予算が追いつくか分からないが、長年の夢なので頑張って満足いく状態に仕上げたい。

オーディオ、シアター兼用ルームの新機軸:3ウェイルーム

2014-12-13 13:12:38 | 注文住宅-オーディオルーム関連
オーディオ、シアターの兼用ルームを考えるに当たって
両立のためにいろいろな難しさがありますが
両者の干渉を可及的に排除するため
縦に長い部屋を使用して、前面にオーディオ、後方にシアターを構築するプランが選択されることがあります。
図の設計のような感じで例えばこんな感じでステレオスピーカーを、シアターのサラウンドバックと兼用して使います。



こういった設計は室内空間の一定の広さが必要ですが、ステレオのセッティングに制限が少ないのがメリットではあります。

ただし、マルチチャンネルの音楽再生に関しては
基本的にシアターの設備を使用することになるため制限がきついままです。
○シアター用のフロントを使用するため、オーディオ用スピーカーをフロントとして使えない。
○センタースピーカーとスクリーンが干渉する。
 ・センターの位置を耳の高さに合わせるとサウンドスクリーンにせざるを得ない。
 ・サウンドスクリーンは画質が一歩落ちる。
 ・サウンドスクリーンを通すとセンターの音質が一歩落ちる
 ・音楽再生時の音質を優先するなら、巻き取り式にすべきだが、巻き取り式はシワが出来やすい。

これらの諸問題は解決が難しくあれこれ悩んでいましたが
オーディオサイドにもう一つマルチチャンネルシステムを作って、
2ch、5ch、7.2.4chを兼用すれば良いのではないかという妙案を思いつきました.



これであればマルチチャネル音楽再生も妥協せずやれますし
シアター部分は画質優先して音質はある程度妥協しても、オーディオシステムに迷惑がかかりません。
マルチチャネルオーディオを頑張る人には有力なプランかもしれません。
このプランを実践している報告を見かけたことが無いので実際やってみた具合はわかりませんが。

このプランの欠点としては、
複数のプランで使用されるスピーカーは切り替え可能なパワーアンプと接続しないといけないこと。(SM-11S1売るんじゃ無かった。。。)
特にステレオは3種類の入力ないと無理。
RCAセレクターを使えばパワーアンプの機種に制限はなくなりますが


あとはAVアンプが2台用意しないといけないこと
センタースピーカーが前面後面で合計2台必要なこと
(HTM4S売るんじゃなかった。。。)
あたりですかね。

マルチチャネル音楽をアナログアウトで1台のAVアンプに前後あべこべに接続すればAVアンプ1台でもできるかシミュレーションしたのですが、前後のセンタースピーカーがどちらも鳴ってしまうので不可能でした。プリアウトをセレクターで使い分ければ完全に不可能ではないですが、パワーアンプの種類が違うと音量のプリセットがうまくいかない。

このプランを思いついてから、シアターのスクリーンや、センターのセッティングに選択肢が広がって肩の荷が下りた感じです。
後は実際に建築が順調に始められれば何も言うことはないのですが、そこはもう少し先な感じです。