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モッチリ遅いコメの距離感

オーディオルーム、シアター、注文住宅などに関してのblog。

着工108日目 オーディオルーム床工事(束位置墨出し)

2015-11-09 21:36:31 | 注文住宅-オーディオルーム関連
夜に視察。

30cm間隔の縦横の線が描かれていた。束の配置をするための墨出しだ。



よく見ないと分からないが、赤い線が入っている。

真ん中にプラ束が一つだけ置いてあった。高さは10cm。



こうして墨出しをみると、かなり束の数が多い。
束一つ当たり10cm×10cmの面で支えているので、床が振動する範囲は20cmしかない。
これなら、床が鳴くことはないんじゃないのかなあと期待している。

リビングでは階段工事が始まっていた。



階段の部品の設計がされていた。



木の接着用のボンドも搬入されていた。


オーディオルーム仕様打ち合わせ内容

2015-11-08 08:03:13 | 注文住宅-オーディオルーム関連
オーディオルームの床構造についての打ち合わせも行った。
石井式の推奨の床は強固さを確保するため、ベタ基礎コンクリートに直接フローリングを施工する方法だが、
それだとコンクリート硬化後も数年は放出されるという湿気の逃げ場がなくて不安なことと、配線上の制約が多いことから、
土間床の乾式2重床を採用することにした。

束の配置間隔は標準だと45cmだが、反射壁の間柱の間隔も30cmくらいの方がより強力な壁になったため、30cm間隔で施工してもらうことにした。間隔を少し狭めただけにも見えるが、床を支持する束の数が計算上は120個→270個と倍以上になる。45cm間隔でも規格上は大型スピーカーに対応出来るのだが、束一つ当たりの負担を半減することにより、より安心でき、強度の優れた床になってくれる。床下空間にはグラスウールを入れて太鼓現象を回避する。

石井式リスニングルームで幅木を外して配線スペースにできるものが多く紹介されていたので自分も要望した。床と壁の間の空気の通り道を少し広めの15mm分空けて、そこに可撤式の幅木を取り付け、アプローチ可能な床下空間を自由に使用できることになった。



これなら床下の結露の心配もなく、ケーブルも自由に出し入れできて一石二鳥だ。石井式の施工例で紹介されていたのとは別方式であるが、この方式の方が幅木をより一般的なデザインを使えるメリットがある。

カマチ材選定、オーディオルーム内装材選定 ~打ち合わせ21回目くらい~

2015-11-07 20:31:14 | 注文住宅-オーディオルーム関連
本日はマイスターハウス工事部で打ち合わせ

シナ、タモ、オーク、カエデの突き板のサンプルを見てオーディルーム壁、天井材の選定を行った。

シナは木目が目立たないのと安いのがメリットで、石井式リスニングルームに採用例が多いが、逆に木目がなさすぎなので、自分としては木材らしさがある材料の方で仕上げたかった。また、突き板の僅かな厚みといえど、裏を抑えて爪で叩いてみると、シナの材質の軟らかめな音がするのがわかる。

タモは木目が粗すぎて目が回ってしまうので、明らかに不向き。

メープルは木目が真っ直ぐな物があまりないようで、流れる感じになってしまうらしい。そして一番高かった。

なので実物を見る前から考えていたオークの突き板にすることにした。木目がちょうど良い感じの量で、突き板の厚みといえど、叩くとシナよりはあきらかに硬質な音がする。

シナで見積もっていたので追加料金が出るが、全面オークというのもかなり味のある空間になってくれそう。ここ自分のこだわりポイント。


カマチ材の選定も行った。というか、選定してこなかったけれども、使用時期が近いので今回使うのに最適な材を在庫から見繕うのに同行した形。メープルフローリングに合う材として、無垢のカエデの特柱(特一等の和室用の柱?)で木目が社長の好みに合わず使わなかったものがあって、それが運び出されてきた。



用途は上がり框なので、表面に出てくるのは2面のみ。なので、微妙な木目の側は出てこない。
上がり框に使うにはあまりに贅沢な材なので、気後れしてしまった。結果的に豪華すぎる上がり框を使えることになった。玄関が思いの外上質になってくれそうだ。

ダイニングテーブルの材の塗装と研磨も終わったので見た。良い仕上がりだ。搬入が楽しみ。

工事は階段が少し始まってきた。



外壁のUTクリートの目地処理も行われ始めた。


着工108日目 オーディオルーム内装工事(ボード穴空け)

2015-11-06 23:28:12 | 注文住宅-オーディオルーム関連
深夜に視察。

オーディオルームのスピーカーやダウンライト、コンセントなどのボード穴が空けられていた。





またパイプスペースとなる空間は240cm高さとなるため、その部分のふかし天井が張られていた。





トイレのふかし壁もできている。



オーディオルーム以外の部分も本格的に再開したようだ。

着工107日目 オーディオルーム内装工事(遮音壁2層目)

2015-11-05 21:55:19 | 注文住宅-オーディオルーム関連
夜に視察。

雨樋の取り付けが行われていた。


オーディオルームでは石膏ボード張りが完了していた。


配線の穴空けも進んでいる。





北面の穴開けはこれからなのだろう。

作業台などもなくなり、がらんとした部屋で手を叩いてみると、
スピーカー設置予定場所ならば問題ないのだが、
中央付近で叩くとピイイイインという見事な鳴き龍が。
地面と天井の平行な反射壁の間で高音域の定在波が確認された。
中央でスピーカーを置くわけでもないし、
高域の定在波は音質上の影響も少ないといわれている。
高域はコントロールし易いので後から足す物でも調整できる。
ここから物を置くので実際は今ほど定在波が問題にはならないと思うが、
今後の鳴り方に気をつけてみよう。

着工106日目 オーディオルーム内装工事(遮音壁2層目,吸音層)

2015-11-04 22:40:35 | 注文住宅-オーディオルーム関連
夜に視察。



2階部分に破風と雨樋の受け金具が設置されていた。

内装は本日もオーディオルーム工事。



北面に1層目のボード貼りがなされている。
吸音層へのグラスウール填入もぶ進んでいる。








他の面はボード2枚の設置が完了している。
施工中の北面以外の壁の剛性はバッチリ。共振する気配無し。
室内音響はナチュラル。

あと1日くらいでボードは終わりそうだ。
それが終われば、オーディオルームの表面の板張りや吸音層のネット、
2重床の施工は残っているが、ひとまず居室の工事に戻るそうだ。

オーディオルーム現場打ち合わせ ~打ち合わせ21回目くらい~

2015-11-03 15:25:08 | 注文住宅-オーディオルーム関連
本日も石膏ボード工事が続いていた。
コンセントの位置やトップスピーカーの配線、プロジェクター棚の仕様などの相談を行った。
以前の記事でも構想していた吸音ネット裏にグラスウール飛散防止と吸音材追加の目的を兼ねて軟質ウレタンスポンジを入れる計画も提案して、それで行ってみようと言うことになった。これでグラスウールの飛散の心配がなくなった上に、開口部での吸音材の厚みが2cm厚くなり、12cm確保できることになった。

構造の断面図はこんな状態になる。



サランネットは施主支給の方向になったため通販で安めの物を注文。
グラスウールの飛散防止はウレタンスポンジでなんとかなるので、
安めのもの方が生地が薄くて、キメが荒いので音もスルーし易いと思われる。
ここにはコストはかけないで良いところだろう。

明るいところで確認してみると、
換気装置がセットされていた。



また吊り戸棚のレールが取り付けられていた。



工事は順調に進んでいる。

着工104日目 オーディオルーム内装工事(遮音壁1層目~2層目)

2015-11-02 19:39:45 | 注文住宅-オーディオルーム関連
夕に視察。

天井のプラスターボードが2枚とも張り終わり、
足場が取り除かれていた。



壁も1枚目が続々と張られている。





壁を叩いてみると、9.5mmの石膏ボード1枚の段階ながらも
共振が少なく良い感じだ。裏側の吸音層と胴縁が上手く機能してくれている。
やはり胴縁の間隔が異なる箇所を叩くと音が変わるので、
間隔にバリエーションを付けたのは正解のようだ。
45cm間隔の箇所をもっと減らしても良かったくらいだ。

遮音壁がそこそこあるので、手を叩いてみたり、声を出してみたりしたが、
すでに非常に自然な響きが出ている。

構造用合板しか無かった時のこの部屋では響いているなーという印象があった。
共振しやすい壁の反響音が直接音と異質なものになり、部屋に長く残響しているので、
付帯音がよく耳に付くものになってしまっていたためだ。

吸音材が全面に入っていたときは、音が死んで、自分の声が聞こえにくい印象があった。
部屋からの響きがほとんど返ってこないので、
反響音不足による聞こえにくさを感じていたためだ。

現在の部屋状況では、直接音に近い反響音が適度に返ってくるので、
残響があまり気にならない。
でも自分の声の聞こえ難さはなく、音が素直に聞こえてストレスを感じない。
そういう響きが得られていた。

このままいってくれれば非常に良い部屋になってくれそうだ。
完成後の響きが楽しみだ。