夕に視察。
天井のプラスターボードが2枚とも張り終わり、
足場が取り除かれていた。
壁も1枚目が続々と張られている。
壁を叩いてみると、9.5mmの石膏ボード1枚の段階ながらも
共振が少なく良い感じだ。裏側の吸音層と胴縁が上手く機能してくれている。
やはり胴縁の間隔が異なる箇所を叩くと音が変わるので、
間隔にバリエーションを付けたのは正解のようだ。
45cm間隔の箇所をもっと減らしても良かったくらいだ。
遮音壁がそこそこあるので、手を叩いてみたり、声を出してみたりしたが、
すでに非常に自然な響きが出ている。
構造用合板しか無かった時のこの部屋では響いているなーという印象があった。
共振しやすい壁の反響音が直接音と異質なものになり、部屋に長く残響しているので、
付帯音がよく耳に付くものになってしまっていたためだ。
吸音材が全面に入っていたときは、音が死んで、自分の声が聞こえにくい印象があった。
部屋からの響きがほとんど返ってこないので、
反響音不足による聞こえにくさを感じていたためだ。
現在の部屋状況では、直接音に近い反響音が適度に返ってくるので、
残響があまり気にならない。
でも自分の声の聞こえ難さはなく、音が素直に聞こえてストレスを感じない。
そういう響きが得られていた。
このままいってくれれば非常に良い部屋になってくれそうだ。
完成後の響きが楽しみだ。