世界的に生産活動が2割前後落ち込んでいる。
このことはマクロ経済的に大変なことであるが、下落率が下げ止まったということで早くも財政再建の話をするバカなエコノミスト、マスコミが多く存在するのに呆れてしまう。
彼らが使用する言葉が「出口戦略」というものである。
世界経済は公的資金を金融機関に注入し、財政支出を行うことでなんとか恐慌寸前のところを踏みとどまっただけの状態である。
こうした状況で早くも財政支出を減らす方向の議論をするなど到底理解できないことなのである。
「出口戦略」という言葉を口にするバカなエコノミスト、マスコミに対しては、「あんたたちは昭和の世界金融恐慌を勉強したことはあるのか」と問うてみたい。