「小さな政府(小泉構造改革)」=格差社会

格差問題を中心とした考察 ※コメント、トラックバックは受け付けません

自民党は何をしてもダメ 下野しかない

2009年07月12日 | 麻生太郎


自民党が都議選に破れ、あたふたしている。

党首を変えようがこの風は変わらないことに気づくべきである。
麻生おろしなどみっともないことである。

それでもあたふたするなら「麻生総理だけが不人気なのではない」ことが判らない本当に馬鹿な政治家の集まりと言えよう。

麻生総理自身は過去の自民党の施策を批判してきており、これは正しかったが、構造改革勢力や小泉元総理の復活に怯えて思い通りに施策を打てなかったというのが事実であり、総理の中途半端な政治運営こそが、自民党が国民から見捨てられた原因だと思われる。


自民党は橋本元総理や小泉元総理の失政を総括し(当然のことながら小泉一族を排除し)、国民に丁寧な説明と反省、新しい方向性を示さなければ復活できないのである。

少なくとも地方ではこの総括なしに自民党の復活はあり得ない。

 


厚生労働省の緊急雇用対策=OB(高齢者)雇用対策

2009年07月10日 | 小さな政府


先日、山口労働局が山口県下関市のシーモール下関1階に、非正規労働者の正社員雇用を促進しようとキャリアアップコーナー(非正規労働者就労支援コーナー)を開設した。

これは厚生労働省の緊急雇用対策として、県内で最も求職者数が多い下関に設置したもので5人の職員を配置して職業相談に応じるというもの。

しかしながら相談はしたものの「肝心な求人がない」のが現実である。

非正規労働者向けの相談窓口を作っただけであって、結局、緊急雇用対策と言っても、窓口に張り付ける職員(ハローワークのOB達やカウンセラーの雇用)に税を投入するだけのまやかし対策なのである。

若者たちはこんなところに相談に行っても空しいだけだろう。

この他にも企業退職者(人事OB等)を雇用して求人開拓を行ったりもしているが、これもさほど成果が上がるわけもなく、これもまた高齢者雇用対策に終わっている。

こんなお粗末な雇用対策では、若者に仕事や雇用は回ってこない。
特に公共事業を否定された地方は酷いことになっている。
醜い状況はいずれ東京にも波及する。