最近、公立病院の赤字を指摘し、廃止を訴えるバカなマスコミ、評論家が多い。
バカなマスコミは(一部の有名私立病院を除く)多くの私立病院の実態を知らないで勝手なことを言っているである。
私立病院の実態とは
■病院やクリックは医療法人という特別な税負担の軽減措置を受けている。
企業で言うところの取締役はほとんどの病院、クリニックにおいて親、妻、子
等が就任し、軽減措置により生じた利益を身内で独占しているのが実態であ
る。
月当たり600万円~800万円を独占するなど当たり前である。
一方で医療従事者は低賃金で使い捨てている。辞めればまた雇えばよいと
いう考えである。
特に病院、老人保健施設、特別養護老人ホーム等を経営している医療法人は
こうした経営者が多い。
介護従事者や准看護師の雇用が厳しいのはこういった経営者が多いからでも
ある。
介護報酬を引き上げたとしても、経営者達が吸い上げるだけである。
※介護保険制度を活用する医療法人には労働分配率の規制が必要であ
る。(彼らの多くは金の亡者といって良い。患者や要介護者の顔がお金に
見えるに違いない)
■「正看護師」ではなく「准看護師」を雇用している。
「准看護師」の方が安い給与で雇用できるからである。
しかも極端に安い給与で雇用し、夜間は看護配置をごまかすなど医療法も遵
守しないものも多い。
このため看護師達は低賃金でありながら過重労働となっている。
介護従事者や看護師が定着しない訳である。
■老人保健施設などは医師の配置を義務付けられているが、名義貸しの医師
で誤魔化している実態もあり、これにより浮いた給与も経営者の身内で独占さ
れることとなる。
一方で公立病院は多くの正看護師を配置し、各医療従事者には適正な賃
金を支払うため、当然のことながら赤字となりやすい。
また夜間の看護配置等についても医療法を遵守するので雇用数が増えざるを得
ない。
当たり前のことをしていたら利益が上がるものではないのである。
単純に「公立病院は効率が悪い」と批判する
マスコミ、評論家は不勉強すぎる。