モラトリアムに言及したり、日本郵政経営陣に対する強硬姿勢を示している亀井静香氏だが、マスコミからは強い批判を受けているようである。
しかしながら、私は真の政治家として亀井静香氏を応援したい。
亀井氏は本日の講演で「昔の大企業は苦しい時に内部留保を取り崩して下請けや孫請けに回した。今はリストラだけをしている」と話し、昨秋以降の経済危機で、派遣契約解除などをした大企業の批判を展開したという。
また「(大企業が)小泉改革に便乗して日本型経営を捨てたことが社会をおかしくした。責任を感じなければだめだ」と日本経団連の御手洗冨士夫会長をはじめ、企業の経営姿勢や経団連を批判したのである。
亀井氏は小泉構造改革の真実を語っている。
きっと亀井氏は多くの支援者の声に耳を傾けてきたのであろう。
選挙の時だけ地元に帰り、票のために盆踊りに興じたダメな自民党の政治家とは違うのである。
この点に関してはマスコミも全く不勉強である。
マスコミは中小企業経営者の声、地方の声、リストラを受けた者の声を取材する努力、手間を惜しむから真実が見えてこないのである。
正義のないマスコミなど何の価値もない。