「小さな政府(小泉構造改革)」=格差社会

格差問題を中心とした考察 ※コメント、トラックバックは受け付けません

小泉構造改革にこりない自民党が「小さな政府」を指向

2009年12月03日 | 小泉構造改革


自民党の政権構想会議は3日午後、党本部で会合を開き、目指すべき国家像について「小さな政府」とすべきだとの声が大勢を占めたという。

自民党の残党者は、政権交代が小泉構造改革による国内経済の疲弊により決定的になったということが未だに理解できていないのである。

自民党はつまらない政治家の集まりとなってしまい、彼らの存在する価値は全くなくなってしまった。


民主党についても「デフレ宣言」をしながら40兆円もの需要不足を埋める発想がないし、もうこの国の政治は無に等しいと言えよう。


残念なことに、政治家の頭は国民、マスゴミに受けの良い内容(ムダの排除、公務員いじめ、規制緩和)ばかりであり、それによる結果は考えていない。日本の政治の終わりである。

マスゴミも視聴率さえ良ければいいという観点から、視聴者に受けの良い内容(政治家と同じ)を結論に取材を行ったり、ゲストを招いている。これも終わっている。


来年は呑気に「大不況宣言」があるのではないか。
国民は何を信じて生きてていけばよいのか、わからなくなるであろう。

 


リーマンショックによる世界金融危機と日本のバブル崩壊

2009年09月16日 | 小泉構造改革


リーマンショックによる株の損失は世界で約720兆円見込まれるそうである。
これに対し日本のバブル崩壊による資産損失は約2000兆円と言われている。

このことを比較してみると、日本一国で約2000兆円の損失を処理してきたことはすごいことだと感じる。

しかも、橋本内閣、小泉内閣以降の間違った酷い経済施策を受けながら損失処理ができたことは、それだけ日本の底力(戦後蓄えた含み益)があったからこそなのであろう。

『財政支出は効果がなかった』と多くの評論家、マスコミが言うが、これは全くのウソであり、財政支出があったからこそ経済の底抜けを防ぐことができたことは現在の世界経済を見てみれば理解できる。

米国の経済施策は日本のバブル崩壊処理を反面教師としているからである。


多くの評論家、マスコミの中で反論がある者(特に竹中平蔵)がいるのなら、米国に行って、

『公共事業は一時的な効果しかなく、財政赤字を垂れ流すだけです。減税と低金利政策、規制緩和で乗り切りましょう』

『不良債権処理を急ぎましょう。立ち行かない企業、金融機関は思い切り倒産させましょう。ペイオフ制度もそのためにあるのですから』

『時価会計は世界の標準です。金融危機だからと言って甘えは許されません。競争が大事であって、効率の悪い企業には市場から出て行ってもらえばいいんですから。』

と大きく主張してみるがよい。
馬鹿者扱いされるか、全く相手になれないかのどちらかである。


郵政西川社長への辞任要求は当たり前のことである

2009年09月15日 | 小泉構造改革


佐藤勉総務相は、民主党の鳩山由紀夫代表が日本郵政の西川善文社長の辞任を求めていることについて「再び混乱を招く事態となれば、郵便局を利用するお客様や現場の職員にとって良いことなのか」と疑問を呈したという。

郵便局を利用するお客様の立場で言えば全くの的外れであり、こういった認識だからこそ政権から転落するのである。
極めて不便になった郵便局の現場を全く理解できていないと言えよう。

これに対し、新内閣で郵政・金融担当相への起用が内定した国民新党の亀井静香代表は、日本郵政の西川善文社長に関し「辞めてもらうことは当然の話だ」と指摘した。

政権交代が起きて本当に良かったと思う瞬間だった。


小泉純一郎に煮え湯を飲まされた亀井静香代表には、徹底的に西川氏の不正を暴いて欲しい。

そして不正が明らかになったときは小泉・竹中を証人喚問しその責任を追及するべきである。


パワーハラスメント 和民の渡邉美樹

2009年09月14日 | 小泉構造改革
で書いたように、この渡邉美樹という経営者はろくな人間ではない。
 
今回は渡邉美樹会長(49)が理事長を務めている「―夢学園」で問題は起きているようだ。

当学園の元教師が、渡辺理事長によるパワーハラスメントが行われていることを訴えているという。

その内容は2008年10月24日、渡辺氏が同校で行われた職員会議後に、40代の男性教師の髪形が気に入らないとし、ハサミを持ってくるよう部下に命じ、教師の髪を切らせたとしている。

渡辺氏自身も、ハサミを手に髪を切り「これは断髪式だ」と言ったという。

他にも渡辺氏らによるパワハラは、校内で日常的に行われていたとしている。

やっぱりというか、小泉・竹中が重用していたブレーン達は問題人物ばかりである。

内需型企業の不振が止まらない

2009年09月04日 | 小泉構造改革


三越伊勢丹ホールディングスが年度内めどに、傘下の三越で正社員の2割、1000人規模にあたる大規模な人員削減に踏み切るらしい。

小泉・竹中構造改革、骨太の方針によれば「青木建設」「そごう」「ダイエー」などのダメな(私はそう思わない)企業を市場から退出させれば経済は良くなるという説明だった。

しかしなから現実は、優秀、堅実と言われた内需型企業でさえも、どんどんその足腰が弱ってきている。

当ブログで指摘したとおり、間違った財政政策により、日本経済というボクサーが徐々にボディーブローを受けて参ってきていて、リーマンショックという激震によりノックアウト寸前となっている。

この事態になってもいまだ財政再建という言葉が口から出る伊藤元重ほかバカなエコノミスト、マスコミが存在することが日本の不幸と言える。


祝落選 与党元議員 そして比例復活したゾンビ議員

2009年08月31日 | 小泉構造改革


■落選した与党元議員(当ブログで紹介した日本をダメにした人々) 

 遂に国会から消えてくれた...。

【自民】

柳沢 伯夫 〈元〉厚生労働相

尾身 幸次 〈元〉財務相

片山さつき 〈元〉財務省課長

佐藤ゆかり 〈元〉外資証券社員


【公明】

太田 昭宏 党代表

北側 一雄 党幹事長

冬柴 鉄三 〈元〉国土交通相  



■比例復活したゾンビ議員 (まだまだこれから日本をダメにする人々)  

【自民】

町村 信孝 〈元〉官房長官

伊吹 文明 〈元〉党幹事長

与謝野 馨 財務相

小池百合子 〈元〉防衛相

中川 秀直 〈元〉党幹事長

武部  勤 〈元〉党幹事長